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「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」
裏塔劇とは、東京・秋葉原のゲームセンター「トライアミューズメントタワー」で開催されているアーケードゲーム大会の名称である。
2010年7月より不定期に開催されている。土曜と日曜(あるいは3連休)にかけて、8種目前後のゲーム大会を実施する。基本はシングルでのトーナメント形式だが、参加人数によってはトーナメントとリーグ戦を併用する場合もある。参加費は各種目ごとに100円である。
大会名「裏塔劇」は対戦格闘ゲームの大会「闘劇」と店舗名をかけたパロディであるが、もちろん闘劇とは何の関連もなく、実施される種目も対戦格闘とは限らない。実施種目は「古き良き友情破壊ゲーム」「癖があるが根強いファンを持つゲーム」「イロモノのように見えてやっぱりイロモノだったゲーム」など幅広く揃っており、裏塔劇を象徴する種目「ストリートファイターII'レインボー」に至ってはストII'の海賊版である。←だがそれがいい。
「パズルだろうがシューティングだろうがすべて対戦格闘になる。それが裏塔劇」という名言もあり、スタッフ・参加者・ギャラリーの独自のテンションの高さも裏塔劇の魅力となっている。
裏塔劇不動の第1種目。
殺し屋同士の決闘というダークな設定ながら、個性的すぎるキャラクターやステージギミックなどが「20世紀のナムコ」を存分に感じさせる名作である。同キャラ対戦が出来ず、基本的に1P有利でもあるため、試合前にはじゃんけんで「キャラクター選択権」か「コンパネ選択権」のどちらかを選択する。第1回~第4回および第6回で優勝、第5回も準優勝の「ほぼ絶対王者」カグラ選手と、第5回優勝のおおさか選手の強さが光る種目。
1日目の最終種目としてエントリーされることが多い。じゃんけんにより「コンパネ選択権」か「ステージ選択権」を選択。3本先取で勝利。裏塔劇ではストII'レインボーと並んで参加人数が多い人気種目となっている。使用バージョンはソウルキャリバーⅢAEがメインだが、ソウルキャリバーIIが使われたこともある。
スーパーじゃない方のマリオ。任天堂が誇るノースクロール型対戦格闘ゲーム。
じゃんけんにより「コンパネ選択権」を決定。先に相手を3ミスさせ、ゲームオーバーにさせた方が勝利となる。ただしフェイズ3終了時まで両者生き残った場合は、その時点で残り人数の多い方が勝利。残り人数が同じ場合は、スコアの高い方が勝利。
ルール上、「敵キャラと協力して対戦相手を殺す」という一風変わったプレイングが主となるが、スコアを稼ぐことにも意味があるので、殺し合いも含め駆け引きが非常に熱い種目である。昔のゲームらしくジャンプ後は制御がきかず、「垂直ジャンプは死を招く」の格言もある。
任天堂が誇る縦スクロール型対戦格闘ゲーム。
ルールはマリオブラザーズと同じく「相手のゲームオーバーで勝利」「3面限定、残機数判定→スコア判定」である。こちらはステージが選択できるため、じゃんけんは「コンパネ選択権」か「第1面のステージ選択権」の選択となる。2面以降は、その時点で負けているプレイヤーがステージを選択する。
自分の力量に見合ったステージ選択と、何より各ステージごとの特徴を知っておくやり込みが肝要となる。ステージ4は「2段目と3段目が流れる雲」「4段目のブロックを壊しても、すぐふさがれてしまう」という悪条件により、「お前らクライムしろよ!」と叫ばずにはいられない殺し間として君臨。また、ステージ開始直後に蜂に刺される、見えない落とし穴に落ちる、などの突然死も多く発生しているゲームである。
裏塔劇不動の最終種目。ストII'の海賊版。当然、レインボーは正式バージョン名ではなく、タイトル画面のロゴが虹の如く多色使われていることによる通称である。
じゃんけんで「コンパネ選択権」か「キャラクターを後決めできる権利」を選択する。対戦自体はオーソドックスな2本先取制だが、ゲーム続行不可となるバグ以外なら待ち・ハメ・逃げなんでも有りのヴァーリトゥードとなっている。よって、
●ガイルがタメ不要の大ソニックでガードした相手を削りハメ殺そうが(相手はミスがない限りガードから復帰できず、ダウンもできない)、
●本田やザンギエフがワープからの張り手or投げをぶちかまそうが、
●リュウが無敵の大竜巻でステージをひたすら右往左往しようが、
●体力有利のブランカがローリングで異次元に逃避行しようが(参考:この動画の6:30以降)、
●リュウ・ケン以外のキャラが波動拳を撃とうが、
●相手にホーミングする弱飛び道具が画面上にいくつ出ようが、
●スタートボタンで対戦中にキャラクターを変えようが、
●それによって同キャラ同色対戦が実現しようが(参考:この動画の4:17以降)、
一切お咎めなしである。そして上記のことが全部できてしまうのがレインボーである。( ;∀;)イイゲームダナー
前述のソニックハメもありガイルが最強、リュウとバルログ(海外仕様のため画面表記ではVEGA)がそれに続く、というキャラ評価になっているが、バイソン(画面表記ではBALROG)・ブランカ・ダルシムなどの研究も進められており、大会ごとに技術の進化が見られる。ガチ勢同士の対戦ともなれば「開幕5フレームで勝負が決まる」、つまり開幕直後の読み合いに負けると為すすべなく敗北、という100円をドブに捨てるようなクソゲーシビアなゲームでもある。
突っ込みどころ満載のゲーム内容ながら、USTREAM配信では国内瞬間視聴者数の第1位を記録したこともある(後楽園ホールやディファ有明を満員にできるレベル)。まさに「虹色のクソゲー」と言えるであろう。
大会ごとにタイトルが変わる「ミニゲーム枠」「パズルゲーム枠」「オールド(マイナー)対戦格闘ゲーム枠」から、1タイトルずつ選ばれることが多い。過去1度ずつ、スポーツゲーム(第2回のハイパーオリンピック)とシューティングゲーム(第3回のシューティング技能検定)が採用されたこともある。
トライアミューズメントタワーの店員であり、裏塔劇主催者。大会実況やニコニコ動画への大会動画のアップロードも行っている。自分で企画した大会に自分が出場し、自分が優勝してしまう「自作自演」を幾度となく達成している。特にビシバシチャンプシリーズ、ストII'レインボーが得意種目。
ゲーム雑誌のライターであり、ソウルキャリバー・アウトフォクシーズガチ勢。大会では主に実況を務める。「100円払ってレバーを後ろに入れたら死んだ」「ゆとりであります!」「完走おめでとう」(いずれもストII'レインボーの実況より)など名言が多く、彼の実況も裏塔劇の楽しみのひとつとなっている。
HK、おおさかの両名が試合中、または不在の場合に代理で実況を務めることが多い。第6回のストリートファイター・ザ・ムービー大会ではメイン実況を務め、ゲームや映画の明日すぐに役立つ豆知識を多数披露していた。プレイヤーとしては第4回のストII'レインボーで優勝している。
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最終更新:2025/12/24(水) 16:00
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