遠見真矢

遠見真矢とは、XEBEC制作のアニメ『蒼穹のファフナー』、および同名のノベライズ作品の登場人物である。

CV:松本まりか

プロフィール

生年月日：2131年11月11日
星座：蠍座
血液型： AB型
身長：163cm
体重：48kg
スリーサイズ：上から、はちじゅう…B79・W57・H81
好きな物：フリークライミング、風の匂い

概要

フリークライミングが趣味の明るく活発な少女。島で唯一の診療所である遠見医院の院長遠見千鶴の娘。姉の弓子は学校の養護教諭。医者一家の次女だが包帯も上手く巻けないほど不器用である。料理もできない。 羽佐間翔子とは親友の間柄だが、ともに真壁一騎に好意を抱いている。一騎も微妙に真矢を特別視し、総士も真矢に思いを寄せているため、かなり関係が複雑化している。これが恋のクロスドッグである。

人類再生計画「アーカディアン・プロジェクト」を遂行する要塞都市・竜宮島において、島の防衛戦略を担う人型兵器「ファフナー」のパイロットとなるべく、敵である「フェストゥム」の因子を組み込まれ、人工子宮から生み出された子供の一人。ファフナーパイロットに特有の「天才症候群」を発現させており、彼女の場合は優れた観察力と洞察力という形をとっている。顔を見るだけで他人の考えを見透かすことができ、本編においても皆城総士の内面を正確に把握していた。ただし、総士が自分に寄せる思いにだけは気づかない。
深層心理の心の海は「霧に覆われた自分の周囲だけ凪いでいて波がなく、鏡面のような海の上に浮かんでいる」というもの。

シナジェティックコードの形成数値は高いが、当初は身体的なハンデがあるとしてオペレーターを担当。
そのため自分だけファフナーに乗れない事に罪悪感を抱いていたが、後に姉の弓子による改竄が発覚。ファフナー搭乗者となることに。
シミュレーターで狙撃戦の高い適性をみせ、真壁史彦から母ともども「彼方を見る眼差しに優れている」と評される。実際に適正はあったものの、総士が後方支援を勧めた裏には彼の個人的な感情があることが乙姫によって示唆されている。「そういうの、えこひいきっていうんだよ」

ファフナー・マークジーベン（Mk.VII）を搭乗機とする。真矢の適性もあって遠距離用狙撃ライフル・ドラゴントゥースを装備している。羽佐間翔子のマークゼクスと同じ空戦型だが、後方からの狙撃専門のために飛行シーンは少ない。
搭乗時にはファフナーとの一体化により性格変化で異常なほど冷静沈着な性格となる。
その際のクールなイメージと、淡々と仕事をこなす姿から、ファンの間ではマークゴルゴと呼ばれている。

竜宮島の主戦力の一角を担い、蒼穹作戦においても無事に生存して島に帰還。一騎を出迎えた。

劇場版において

普段は一騎と一緒に喫茶楽園で働いている。
一騎への思いは変わらないが、劇場版での一騎は総士病が悪化しているので進展はお察し。
同化現象の進む一騎の負担を減らすためために積極的に戦闘に出撃する。
主に空戦を担当し、後輩のフォローにまわるためか積極的に前線に出るため取り回しのしやすいレールガンに装備を変更している。
また、新たに狙撃担当となった西尾暉にアドバイスをしながらの戦闘をしている。

小説版において

戦いに慣れることへの恐怖を抱く一騎に対し、平和だった頃を忘れないことを告げて精神的な支えになるという立ち位置は同じだが、問題なくオペレーターをこなすTV版と違い、竜宮島の真の姿であるアルヴィスを受け入れられず、バーンツヴェックに乗ることさえ怖がるほどに“変わっていくこと”に強い忌避感を持っている。

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関連項目

• 蒼穹のファフナー
• 松本まりか
• 狙撃手