101匹阿斗ちゃんとは、三国時代の蜀漢第二代皇帝・劉禅が大量発生している三国志Ⅸのプレイ動画である。
タイトルになっている阿斗とは劉禅の幼名。
三国志ファンの間では暗愚、いわゆるダメな二代目として定着している劉禅であるが、この個性付けは彼の実際に即したものとは言いがたい。
魏、呉、蜀の三国で最も国力に劣る地に立ちながら、40年間の長きに渡り大きな反乱などもなく国を治めた男が、本当に暗愚だったと考えられるだろうか?
実際の劉禅は家臣次第で良くも悪くもなる男だったと言われている。 そして、101つ子であったとも。
うp主はそうした歴史的事実を踏まえ、コーエーによる劉禅の不当な低評価に疑義を唱えてこれを覆させるべく、
101匹の劉禅で漢帝国を再興することを決めたのだった。
使用シナリオは英雄集結。 全ての勢力が一つしか拠点を持たない状況で開始する比較的簡単なシナリオなのだが、この動画ではある縛りを設けている。
それは101匹の劉禅のみでスタートし、戦争時は101匹の劉禅のみで戦わなければならないということである。
この縛りで生じる問題は目を覆わんばかりの低能力で乱世を生き抜く悲哀、穀潰しに俸禄をもりもり支払わなければならないという苛立ち、数が多すぎて操作の邪魔、探索に出すと成果がない上に無駄にターンが長引く、などである。
特に政治力の欠如は絶望的とも言え、徴兵を呼びかけても誰も寄り付かず、開墾や商業発展を任せれば必ず足を出してしまう。
だが、それゆえに政務を取り仕切る有能な家臣の登場はこの動画のハイライトとなる。
登用のために大挙して押し寄せる迷惑な劉禅は必見。
ちなみに劉禅ひとり(実際は101匹だが)での戦争は、ゲーム自体の仕様がゴミ武将に優しいので意外と余裕がある。
有能な内政官や徴兵役をいかに使うか、遠方で群雄のいずれかが大勢力を作り上げるまでにどれだけ力を付けられるか、という戦略面での攻略が鍵となるだろう。
第一部の完結までは毎回OPに新作のMADが使われている。
いずれも気合の入った出来で、この動画を象徴する要素の一つと言える。 第二部からはペースアップのためOPは不定期となるようだ。
劉禅
字を公嗣。 幼名を阿斗。 この物語の主人公である。 史実での活躍は前述の通り。
101匹の彼らにはそれぞれ一~百一のナンバリングが施されている。
中でも際立つのは百一匹の中でひとりだけ忠誠心がやたらと低い劉禅五三と、能力値は据え置きだが全兵法熟練1000を誇る右半身だけ白鳥になった醜いアヒルの子のような男、劉禅十三(サーティーン)だろう。
賀斉
字を公苗。 正史では孫呉に仕えて山越族を討伐し、領地をよく治めた。
仕官先を求めて蜀に現れたところを劉禅に殺到される。
一度は拒否したものの迫り来る劉禅に天命を感じ取り、自ら進んで仕官を選んだ。
ある時は兵を集め、ある時は在野の士を登用し、ある時は停戦のために外交官として駆け回る。
劉禅に足りないものを全て補う完璧な仕事振りは神と称えられている。
鶏肋
一度(51度)劉禅の誘いを断り、諸国を巡ったあと再び蜀を訪れ、賀斉の誘いを受けて劉禅軍に加わる。
以後は軍師として活躍。 でもよく助言が外れる。
黄皓
史実において劉禅に寵愛され、蜀が衰退する原因を作った宦官。 主にOPMADで登場。
劉禅軍には加わっておらず、現在は中華の何処かを放浪していると思われる。
うp主を陥れようとする黄色のコメントは全て彼による佞言である。 ネコミミがキュート。
三国志
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/18(木) 22:00
最終更新:2025/12/18(木) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。