本項では1を説明する。
Advanced Micro DevicesはPC業界ではIntelと共に名を知られた半導体製造会社である。AthlonなどのCPU開発で有名。ビデオカード製造で有名なATi社を買収し、現在はGPU製造メーカー2強の一角でもある。(ATiについての詳細は該当項を参照のこと)
「あむど」ではなく、「エーエムディー」が正しい呼称。
元はIntel社と同じ仕様のCPU(セカンドソース品)を制作する会社であったがIntelとクロスライセンス訴訟の結果Pentium以降のセカンドソース権がなくなったため、自力で互換CPUを開発し現在に至る。
AMDの名を一躍有名にしたのがK6シリーズである。これはPentium(P55C)とピン互換性を持ったCPUで、Pentiumよりコストパフォーマンスが高かったため、PC自作派の間で人気を獲得した。
その後、AMD64(Intel 64と併せてx64とも呼ばれる)というx86命令を64bitに拡張したものを開発。
一時期AMDの主力CPU Athlonが、Intelの当時の主力CPU Pentium 4より低発熱性や性能で上回ったため、自作派を中心にIntel社を凌ぐ人気を博したものの、現在は再びIntelの後塵を拝している。
2011年6月現在は、K10アーキテクチャであるPhenom II系/Athlon II系のCPUのみが単品市販されている。コードネーム「Llano(リャノ)」なメインストリーム向けFusion APUである「AMD A」「AMD E/C」は、ノートPC・省スペースPC向けとして出荷が開始されているが、自作向け単品販売は予定されていない。新アーキテクチャとなるBulldozerを採用したコードネーム「Zambezi」CPUは、製品ブランドとして「FX」を名乗ることが発表されたが、販売開始時期については明確になっていない。
Phenom II X3及びPhenom II X2・Athlon II X3の一部でマザーボードのBIOS設定を変えると4つのコア全てが動作するようになるものがある。しかし元々無効化されていたコアは欠陥があったために無効化されていた訳であり、有効化されたコアは正常動作しない可能性がある。この行為はメーカーの推奨する使用方法から外れる行為であり、上記の行為による機器の故障の場合はメーカーサポートや保証の対象外となる。
米AMDに提示されている最新のモデルナンバー表は既に4Core製品群のみとなっている。モデルナンバーの千の位は同時にマザーボード上に乗っけられるCPU数を意味する(8431なら8CPUまで)。百の位は今のところ6コアであるか否かを示す。下二桁にも一応規則性はある。
なおOpteronに関してはTDP(熱設計消費電力)ではなくACP(Average CPU Power 実際に使用した場合の平均的な消費電力)を消費電力の指標としている。
元々は独自のチップにより映像処理を行っていたが、ATIの買収以降はグラフィックチップにRADEONを採用するようになる。また、2010年8月にATIブランドの廃止を宣言。10月よりAMDブランドとしてRADEONの新作「HD6000」シリーズが発売されたことによりATIブランドはなくなった。
QuadFX → ### 無かったことにされました ###
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最終更新:2025/12/28(日) 08:00
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