BSDとは、Berkeley Software Distribution の略語で、 カリフォルニア大学バークレー校において開発・配布が行われたソフトウェア群、およびUNIX風オペレーティングシステムを示す。
1977年、ビル・ジョイが開発、配布された1BSDが一番初期の物である。初期は単なるソフトウェアのパッケージ群だったが、そのうち学内で改良されたオペレーティングシステムなどを内包したものとなった。このとき、ネットワークプロトコルにTCP/IPを採用したことがその後のデファクトスタンダード化につながった。
改良されたUNIXsystemはAT&Tのライセンスに抵触するため、AT&Tと契約を結ぶことになっていたが、これがこじれ、訴訟になってしまった。その後、ライセンスに抵触しないよう書き直されたBSD、4.4BSD-Liteがその後の子孫(Solaris/SunOS、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、Mac OS X等)へつながることになった。
子孫群については、*BSDの項目を参照。
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最終更新:2025/12/22(月) 08:00
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