Devolver Digital 単語


ニコニコ動画でDevolver D…の動画を見に行く

ディボルバーデジタル

2.4千文字の記事
これはリビジョン 2983385 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

 

Devolver Digitalとは、アメリカテキサス州に拠点を置く血と暴力が大好きでアナーキーな変人・異端児達の集まりインディーゲームを中心としたゲームパブリッシャーおよび映画配給企業である。

概要

Devolver Digitalは2009年にゲームパブリッシャーとして設立された企業である。設立当初はシリアスサムシリーズの権利を取得し、専らシリアスサムシリーズ専門のパブリッシャーであった。

しかし2012年に販売を手掛けた知る人ぞ知る伝説のインディーゲーム「Hotline Miami」が大ヒットしたことにより、今日知られている「インディーゲームのパブリッシャー」としての地位を確立することとなり、2021年11月にはロンドン証券取引所へ上場(リンク)、シリアスサムシリーズの開発であるCroteamを含むいくつものゲーム開発スタジオを抱える一大企業へと成長した。

しかしこの企業が他のゲームパブリッシャーと異なるのは、販売を手掛けたゲームのラインナップの異様さと何ものをも恐れない傍若無人ともいえる姿勢であり、上場企業となった現在も健在である。

販売を手掛けたゲーム(一例)

  • ニコニコ大百科に個別記事のあるゲームは太字
  • 販売を手掛けていたが現在は別会社が販売を担当しているゲームは取り消し線

高評価/流行編

「Hotline Miami」の大ヒット以後、下記のような高評価を得た、もしくは大流行した数々のゲームの販売を手掛けている。インディーゲーム好きであればこの中のどれかを遊んだという人も多いだろう。

  • 美しい景色が特徴的な一人称哲学的パズルゲーム「The Talos Principle
  • 矢は一本、攻撃を受ければ一撃死のボスラッシュ「Titan Souls」
  • 日本発の知る人ぞ知るインディーゲームの名作「Downwell
  • 販売総数300万本以上、日本ではローグライクSTGの代名詞にもなった「Enter the Gungeon
  • 暴力飛び交うサイバーパンクなSTG「RUINER」
  • 人の幸福とは何かを考えるサイバーパンクADV「The Red Strings Club」
  • ニンジャの…アクションゲーム!「The Messenger
  • スタイリッシュなネオ・ノアールスタイルのアクションゲーム「Katana ZERO
  • 2019年Steamアワードで優れたビジュアルスタイル賞を受賞したアクションADV「GRIS
  • 2019年Steamアワードで最も革新的なゲームプレイ賞を受賞したガンアクション「My Friend Pedro
  • 発売後一週間で200万本以上も売れたオンラインパーティーゲーム「Fall Guys: Ultimate Knockout
  • 世界は無から作り出す、ループものストラテジーRPG「Loop Hero
  • 死神のカラスが不思議な世界で奮闘するアクションゲーム「Death's Door」
  • サイコロジカルホラーなカードゲーム&脱出ゲーム……?「Inscryption」

変わり種編

一方で下記のような色々変わったゲームの販売も手掛けている。

  • 勘違いジャポンを舞台にしたグロテスクでバカゲーなFPS「Shadow Warrior」シリーズ
  • 攻略対象はハトな乙女ゲー「はーとふる彼氏
  • どこかで見たアニキ達が世界の平和を乱す奴らをぶっ潰すU!S!A!なアクションゲーム「Broforce
  • 群衆を率いて神々に一揆を起こすRTS「Okhlos」
  • ナニがアレするR-18なバカゲー「Genital Jousting」
  • 代謝から排泄まで管理、オープンワールドハードコアサバイバルゲーム「SCUM」
  • オレ ゴリラ オレ ニンゲン キライ ニンゲン ミナゴロシ「APE OUT
  • 大麻王に俺はなる!禁断のシミュレーションゲーム「Weedcraft Inc」
  • あの伝説の大統領の帰還「メタルウルフカオス(リマスター版)」
  • 販売を手掛けた人気ゲームの無茶移植海賊版「Devolver Bootleg」
  • 研究所から恐るべきクリーチャー(※プレイヤー)が脱走、逆ホラーゲーム「CARRION

そもそも最初に販売を手掛けた「シリアスサム」シリーズとインディーゲームパブリッシャーへの転機となった「Hotline Miami」の時点でそのチョイスの異様さが伺える。

血と暴力と狂気に満ちたE3プレカンファレンス

EAのSteam復帰に対する当てつけPS5発表時の大喜利等、パブリッシャーきっての皮肉屋で有名なDevolver Digitalであるが、近年最も異彩を放っていたのはアメリカで毎年開催される「E3 (Electronic Entertainment Expo)」に合わせたプレカンファレンスであろう。元々E3の会場の近くで勝手にゲームの宣伝を行ってきた会社らしく、E3に参加するようになってからも(他のメーカーがクソ真面目に新鮮味の無い新作の紹介をする中で)血とグロと皮肉に満ち溢れた刺激的な映像作品を発表している。

さらに2020年のコロナ禍によってE3を筆頭とした物理的なゲームイベントが中止になったことを受け、ゲームの形を借りたマーケティングシミュレータ「Devolverland Expo」を無料配布。この御時世であっても全方面に喧嘩を売りつつユーモアを忘れないスタイルは変わらない。

関連動画

※ニコニコ大百科に個別記事が出来ていないゲームの動画のみ掲載

高評価編

変わり種編

E3プレカンファレンス

※グロ注意

関連リンク

関連項目

  • インディーゲーム
  • パブリッシャー
  • PCゲーム
  • PlayStation4 / XboxOne / Nintendo Switch
  • Steam / Steamで販売中のゲームの一覧
  • Epic Games
  • 公式が病気
  • 上級者向け
  • グロ / R-18G

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/25(木) 19:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/25(木) 19:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP