ELECTRIBEとは、KORGから発売されているダンスミュージック・ガジェットである。
概要
ハードウェアシーケンサーに音源(およびエフェクタ)をワンセットにした製品・・・・・・というと呪文のようだが、要するにお子様からお年寄りまで単体でピコピコできるグレイト玩具。2ch界隈では特に「勃起部族」と呼ばれることもある(Elect-tribeを、Erect-tribeと1文字読み替えて意図的に誤訳する)。
玩具というのは比喩であって、実際の音楽機材群(プロ・アマ問わず)と組み合わせての使用が前提である。それが証拠に音声端子が一般民ご家庭次元用規格のRCA(赤白)端子ではなく、しっかり標準ジャックなのだった(当然モノラルチャネル単位、INDIVIDUAL可能なものまである)。
とかいいつつ同じKORGから出ているKAOSS PAD系統製品にはRCA採用のがあったりするので節操ないのもご愛敬!
特徴
- なんか下の方に16個ボタンがある
- 実は16分音譜(全部で1小節)で、押すと光って、そのタイミングで音が出る
- 一段上、少し右寄りに似たようなボタンが並んでる
- そっちはパート選択。まーだいたいボタンの数だけ同時に音が鳴らせる
- あとは音色いじくるツマミいっぱい。パターン切り替えボタン少々
- そのコンセプト上、3連符等が苦手。頑張って可愛がってあげよう
上記の基本は、シリーズ共通。なんかポチポチ押してるだけでもノリノリになれる。
PC上のDAWなどよりよほど直感的で、更にリアルタイムパフォーマンスもしやすいというナイスなおもちゃ。
シリーズ製品
機種ごとに搭載している音源が異なる。
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EA-1
- 1999年発売。アナログモデリングシンセ。2音しか出せない子だがカワイイ。2003年には音ネタ少し新しくして見た目も化粧直しした子「EA-1mkII」がある。
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ER-1
- 1999年発売。アナログモデリングパーカッション。実は中身がEA-1とほぼ同じ子。2003年には化粧直しした「ER-1mkII」がある。
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ES-1
- 2000年発売。サンプラー。ユーザーが音ネタ持ってないと何も出来ない子で、長尺に弱い。弱い子カワイイ。化粧直しした「ES-1mkII」がある。
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EM-1
- 2001年発売。PCMシンセ。一応1台で全部出来るが器用貧乏な子。
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EMX-1
- 2003年発売。MMT(Multiple Modeling Technology)音源を搭載(アナログモデリングシンセ+PCM)。ニコニコ動画では最も有名。
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ESX-1
- 2003年発売。ES-1の超パワーアップ版。これも有名。長尺もそこそこできる子になった。
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iELECTRIBE
- 2010年発売。ER-1をiPad上で再現(若干違いはある)
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EMX-1SD/ESX-1SD
- 2010年、内蔵の音ネタとサンプルを一新し、SDカード対応版が発売された。EMXではDenkitribe謹製サンプルも入っている。
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electribe
- 2014年11月発売。EMX-1SDを基に、シンプル&小型化。電池駆動が可能で山でも海でもBeatMakeing出来るようになった。SYNC端子とmicroUSB端子がついてmonotribe/VolcaシリーズやAbleton Liveとの連動が出来る。
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electribe sampler
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iELECTRIBE for iPhone
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KORG iELECTRIBE for iPad http://www.korg.co.jp/Product/Dance/iELECTRIBE/
関連項目・外部リンク