G.O.D 目覚めよと呼ぶ声が聴こえ とは、
1996年12月20日にイマジニア社から発売されたスーパーファミコン用RPGソフト。
1998年2月26日には同社からプレイステーション用のリメイク「G.O.D pure」が発売されている。
一九九九年 七の月、空から恐怖の大王が降りた。
少年ゲンは夏休みに一人で自転車に乗って北海道のおばあちゃんの家に行くことを計画していた。
ついにその日がやってきたのだ。心配する母親を尻目にお弁当をリュックに詰め込んで出発。
知らないモノや大人に出会いながら、期待と不安を胸に自転車を漕いでゆく。
道中の村で立ち寄ったツクバネ山頂上の空洞で、不思議な光る石を見つける。
それに触れようとした瞬間、突然地面が揺れ、空洞が崩れ始めた。
慌てて外に飛び出せば、 空にふるさとの街を攻撃している無数のUFOが。
激しい光線のショックでゲンはその場に倒れこんでしまう。
突如現れたエイリアンの正体は?
神が人類にもたらすのは進化か?退化か?
製作総指揮/演出/脚本 鴻上尚史
キャラクターデザイン 江川達也
音楽総監修 デーモン小暮閣下
豪華クリエイター陣が数々のオカルトの究明とともに世に訴える超大作RPG!
当初は94年冬季に発売予定とアナウンスされていた。広告ポスターやビラが作られ、各ゲーム雑誌もやたらとプッシュしていた。 ところが、 謎の発売延期を繰り返し、やっと出たのが96年の冬。
ゲームハードの移行もあってか発売する頃には存在がほとんど忘れられてしまい、全く売れなかったようだ。
ただ、もしこれが当初の予定通り…いや、もう少し前のSFC全盛期に発売されたとして
DQ,FFに並ぶ大作に成り得たかというと、お世辞にも"Yes"とは言えない。
宣伝の割にはキーレスポンス、移動の独特の違和感、貧弱な音質、バランス調整不足など悪い面が目立つ。
特に致命的なのが戦闘のテンポの遅さとそれに釣り合わない高いエンカウント率。
これが原因で途中で投げてしまったプレイヤーは多いだろう。
しかし、決してマイナス要素ばかりの作品ではない。
セーブすると、主人公がイベントごとに日記をつけ、物語を振り返ることができたり
成長や組み合わせによって戦略の幅を広げる「チャクラ」
音楽監修の実態は不明(実際に制作するのはデーモン閣下ではなく別の人)だが、街、フィールド、ボス戦など、心地良い雰囲気を持つBGM
戦闘中、敵味方の攻撃によって地割れや焼け跡が残ったりするなどの凝った演出も見られる。
本ゲームを語るのに欠かせないのが各所に多数散りばめられたギャグやメタネタだ。主人公のわざの名前など、パロディネタも多い。
これらを微笑ましく感じるか寒く感じるかで、評価が180度変わると言っても過言ではないかもしれない。
また、ノストラダムスの大予言に依る部分や世界各地のパワースポットを巡ることもあり、オカルト要素も
売れなかったのはハード移行のせい!
と、本気で思ったのか、PSでリメイクの「G.O.D pure」が作られた。
イベントの追加、構成の変更、CGムービーの追加が施されている。
ネタ要素もパワーアップ!そして、最も評価すべきは戦闘のテンポがかなり良くなったところだ。
各キャラの行動の無駄な間隔が一切無くなり、サクサク進行する快適な戦闘を実現している。
おかげで原作がクリアに30時間以上かかるのに対し、リメイク版はその半分以下の時間でクリアできてしまう。
だが、一部演出がオミットされていたり、音楽がもろにMIDI音質(おそらくMSGSそのまま)だったり残念な部分もある。
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最終更新:2025/12/24(水) 03:00
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