No.34 電算機獣テラ・バイト 単語


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ナンバーズサンジュウヨンデンサンキジュウテラバイト

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視聴者「出た!右京先生のテラ・バイトコンボだ!」

No.34 電算機獣テラ・バイトとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するエクシーズモンスターカードである。

概要

アニメZEXALでアストラルの記憶のピースである特殊なエクシーズモンスター、ナンバーズ(No.)の1つ。
所有者は北野右京→九十九遊馬。
レベル3モンスター3体を必要とし、オーバーレイ・ユニット(エクシーズ素材)を1つ取り除く事で相手の攻撃表示・レベル4以下のモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る効果を持つ。また、ナンバーズ共通の効果として、「No.」との戦闘以外では破壊されない効果も持っている。

登場したのは遊馬VS右京戦。右京が使用している。
「バグマンX」、「バグマンY」、「バグマンZ」をエクシーズ素材としてエクシーズ召喚。効果により「ゴゴゴゴーレム」のコントロールを得て、それで「ガガガマジシャン」を戦闘破壊した。

右京先生「3体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築ゥ↑!」
遊馬「痛いぜ(言動が)。」

さらに右京は永続魔法「ウイルスメール」、「クラッキング」を発動。テラ・バイトでコントロールを奪った「ゴゴゴゴーレム」でダイレクトアタックしつつ相手に返さず破壊、さらに効果ダメージを与えるという自称「テラバイトコンボ」を披露した。
一方、遊馬も「ゴブリンドバーグ」を利用して「No.39 希望皇ホープ」をエクシーズ召喚する。

右京は最後のオーバーレイ・ユニットを使用し「アチャチャアーチャー」のコントロールを得て、「ウイルスメール」によるダイレクトアタックを試みるが、ホープの効果で防がれる。だが、右京は「バグスイッチ」を発動、このカードの表示形式を攻撃表示に変更した上で「スーパーバグマン」を特殊召喚。「スーパーバグマン」の効果で攻守が逆転し攻撃力2900となったこのカードでホープに攻撃するが、またしてもホープの効果で攻撃を無効にされた。

返しの遊馬のターン、遊馬は「No.17 リバイス・ドラゴン」をエクシーズ召喚。さらに「サンダー・ショート」で右京にダメージを与えるが、完璧を求める右京は「ダメージ・ワクチンΩMAX」を発動、ダメージ分のライフを回復する。だが、この行動によって遊馬の罠カード「油断大敵」の発動条件を満たしてしまい、「スーパーバグマン」を破壊されてしまう。
それにより攻撃力が0となったこのカードはリバイス・ドラゴンに戦闘破壊され、さらにホープのダイレクトアタックを受け、ライフも0にされてしまった。

効果名は、公式サイトのモンスター・エクシーズ図鑑によると「バグ・ウィルス」。

デュエル終了後、カードはアストラルに吸収され、「No.17 リバイス・ドラゴン」同様、遊馬のエクストラデッキに加わったものと思われる。
このとき取り戻した記憶は「自分はアストラル世界からやってきた」ということ。さらに「私は、この世界を……」といっており、それ以外にも何らかの記憶を取り戻している可能性もある。

このカードに心を乗っ取られていた右京は前述の「ダメージ・ワクチンΩMAX」の件も含め、完全を求めていた。また、ナンバーズの所有者に現れるナンバーズの刻印は右の首筋に現れていた。


この前の遊馬VSシャーク戦での「出た!シャークさんのマジックコンボだ!」という台詞がネタにされていたところでの「テラバイトコンボ」や、乗っ取られた本性を現す前の温厚で寛大な右京先生とのギャップ、アストラルにコントロールされる遊馬、もはや遊戯王シリーズ恒例ともいえる右京先生の顔芸など、遊馬VS右京戦の中に様々なネタ要素がある。もっとも、顔芸については闇マリクや斎王などと比べると控えめ。
「とどのつまり、きみのような馬鹿はわたしには勝てないということだぁ!」と遊馬と委員長の会話に乗ってくれたりもしている。これはそれより前の遊馬VS委員長のデュエル後の委員長の台詞と対比しているため、ただのネタ台詞というわけでもない。

「No.17 リバイス・ドラゴン」とは素材とするエクシーズ素材のレベルが同じ。単純に数が少なく、攻撃的な向こうのほうが出しやすく、扱いやすい。そのため、今後の出番が少ないのではないかとも言われる。

漫画版では右京先生のエピソードではなく徳之助のエピソードを先に描いているため、今のところ登場は無い。設定上いずれは登場させる必要があるので、まったく同じ形ではなくともどこかで登場することになるだろう。

OCG版にて

2011年4月16日発売「GENERATION FORCE」でOCGに登場。テキストは以下の通り。

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/闇属性/機械族/攻   0/守2900
レベル3モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するレベル4以下の
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターのコントロールをエンドフェイズ時まで得る。
遊戯王カードWiki より引用

アニメ(・漫画)版ナンバーズ共通の破壊耐性は削除された。このモンスターに限らず全てのナンバーズに置いていえることであるが。

レベル3を3体は少々難しい素材指定なので、「機械複製術」や「地獄の暴走召喚」などで高速で素材をそろえたり、アニメ版のようにバグマンを使用するといい。

コントロールを奪える効果は強力だが、対象に制限があるため、このカードのエクシーズ召喚を狙える優勢時には相手が守備を固めるために対象がいない、劣勢時にはそもそも召喚できないという事態になりやすい。「エネミーコントローラー」などで表示形式を変更したり、「波動共鳴」などでレベルを操作して、効果を活用できるような環境を作り上げたい。

また、攻撃力がかなり高いので、「反転世界」などで攻守を逆転させれば強力なアタッカーとしても使用できる。アニメでも使用されていた「スーパーバグマン」とのコンボも魅力的。ただし、これまたアニメと同じように、逆転させているカードが破壊されてしまうと一瞬にして攻撃力0をさらすことになってしまう。

このカードが初登場したのは2011年4月16日のパックなのだが、わずか5日後の4月21日に発売された「Vジャンプ2011年6月号」で付録になっているため、再録までの最短記録を獲得している。「レッド・デーモンズ・ドラゴン」は先に週刊少年ジャンプの付録になり、その後一般パックに収録されるというこのカードと似たような立場にあるが、こちらは再録までに2週間以上を要しているため、1週間足らずで再録されたこちらのほうがインパクトは強い。
ちなみに、パック収録版とVJ付録版はそれぞれイラストが異なる。パック版がアニメにおける守備表示時、VJ版が攻撃表示時のもので、ポーズが違う。シンクロモンスターには現状イラスト違いは1体も存在せず、エクシーズモンスターでは初のものであるため、大きな扱いである。
アニメ版で使用されていたのはパック収録版のほうのイラスト。

「電算機」は「電子計算機」の略称。いわゆる「コンピュータ」のこと。テラバイトは情報量の単位で、TBで表す。1TBは約1,000,000,000,000(1兆)バイト。厳密には違うらしいけど気にしない。とてつもなく大きいようだが、最近のちょっといいハードディスクなどではこれくらいの容量のものも登場している。このモンスターの情報量はハードディスク1つに収められるくらいの量のようだ。
お金と時間と心に余裕がある人は1TBくらいの容量のテラ・バイト専用ハードディスクでも用意して、テラ・バイトさんのイラストやテキストやらを大量に保存してあげよう。保存する内容にもよるが、ハードディスクが満足するより先に寿命が来るような気がする。

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関連項目

  • 遊☆戯☆王ゼアル
  • 九十九遊馬
  • 遊戯王OCG
  • 遊戯王OCGカードリスト

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