Rio(パチスロヒロイン)とは (リオパチスロヒロインとは) [単語記事]

Rio(パチスロヒロイン)とは、「Rio」単体だと歌手やAV女優などとの区別がつかない事を嘆いた筆者が差別化するために用意したタグである。

概要

名前：Rio(リオ)
ジャンル：パチスロオリジナルキャラ

Rioはパチスロメーカー「NET」とゲームメーカー「テクモ(現コーエーテクモゲームス)」のコラボによって生み出されたキャラである。発売当時はタレントのMEGUMIに似ている(特に黒パネルの絵)などと言われていたりもしていた。

パチンコに「マリンちゃん」がいるならパチスロには「Rio」がいる！というぐらいパチスロファンには有名なキャラなのだが、マリンちゃんほど大きなブレイクはしないのが万人向けではないパチスロという遊戯機らしいキャラである。

しかしパチンコ・パチスロ業界で完全に「萌えキャラ」を確立したのはRioが最初ではないだろうか？ムム萌えやマリン萌えもいるにはいただろうが…。

出演作品

スーパーブラックジャック(2003年 - 4号機)
最初の出演作品。通常時には現れず、ビッグボーナス・リオチャンス・ストックタイム(3種類のカットイン、特に「チュッ」で悩殺された人多し)で登場するヒロイン的なキャラであった。同期には「北斗の拳」「吉宗」といった怪物がいたが、それでも約10万台の出荷台数は時代背景もあったとはいえ十分に大ヒットした機種であり、萌えスロとしては圧倒的なNo.1ヒット機種であることは間違いない。
発売から間もないうちに既にRioに目をつけたユーザーは多く、ファンは着実に増えていくことになる。ホールの景品置き場にはRioグッズが並び、年末時期にはRioカレンダーは入荷してもすぐに無くなるほどであった。
リオデカーニバル(2005年 - 4号機)
この作品でも通常時は拝むことが出来ない存在だった。開発時期は前作とほぼ同時期だったので、演出も使いまわしが多かったために新鮮さが無く、短命に終わった機種。しかし最もRioの絵が可愛かったのはこのリオデカーニバルの時期ではないか、と思ったり思わなかったり。
Rioパラダイス(2007年 - 5号機)
ようやく主人公として常に液晶に存在するようになる。その愛らしくもセクシーなキャラクターと多彩なコスプレや演出などから「萌えスロ」と呼ばれるようになり、パチスロユーザー以外からもファンを獲得した規格外の作品となった。その一方でパチスロユーザーやホール経営者からは「Rioパラダイスはバランスが悪い」との声もあった。
Rio2 クルージング・ヴァナディース(2009年 - 5号機)
本作は期待も大きく、NETにしてはかなりの初期出荷台数だった。しかし一般ユーザーは勿論、前作のファンからも不評で「早くRioパラダイス2を出せ！」との声も多かった。不評だったのは内容もさることながら、SPボタン→まあまあかな？も原因じゃないかな。足デブ足がムチムチなのが目立ったのは特にこの作品。
Rio2プレミアム(2009年 - 5号機)
前作のマイナーチェンジ版である。バランスが改善されていて単体で見れば悪くはない出来であったが、前作で不利益を被ったためか既にホールでの信用は地に落ちており、導入は非常に少なかった。
リオスパ Rioの大温泉(2011年 - 5号機)
出来は悪くはないのだが、残念ながらNETブランドの信用は無く、完全新作でRioというパチスロ界の看板ヒロインを使っているにも関わらず設置台数は伸び悩んだ。浴衣をはだけたカットインなど、サービスショットはあるよ！

プロフィール

マルチメディア展開の「ドラマCD」ではRioの声優は井上麻里奈であるが、パチスロでの声優は完全非公開なため「あ、この声は」と思っていてもここでは表記しない事とする。

※特に細部に渡る公式設定というモノがない「ユーザーで遊んでくださいキャラ」なので、メーカーが公認している部分を重視します。

本名：Rio-Rollins-Tachibana(リオ－ロリンズ－タチバナ)
ロリンズはミドルネームではなく母方の姓である。よってタチバナは父親の姓。
年齢：21歳
職業がカジノのディーラー(ブラックジャック担当)ということと、演出内に飲酒をするシーンもあり、アメリカでは「飲酒は21歳から」という法律からもこの設定になったと思われる。また「ブラックジャック」にかけて何かと「21」という数字がこのキャラの設定にはつきまとっている。だが、デビュー作「スーパーブラックジャック」が発表されてン年経ってから作った設定ということで実年齢は「？歳」というのがメーカーの思うところらしい。ネット上では「実年齢19歳」という説が有力らしい。
誕生日：10月11日(てんびん座)
言うまでも無くこれもブラックジャックとかかっている。ちなみにブラックジャックとは最初に配られた2枚で21になっているモノを役としてそう呼ぶ。
血液型：B(Rh+)
身長：164cm
3サイズ：B91 / W59 / H88
本人は足デブを気にしているという設定だが、多くのRioファンはそこに食いついている(笑)。
出身：テキサス州サントニオ
勤務先：ラスベガス「ハワードリゾート」
オーナーである「トム・ハワード」は男性ディーラーを募集していたがRioという中性的な名前のせいで間違えて雇ってしまったという経緯がある。日本でいうと晶や翼や智みたいな感じなのだろう。
家族構成：母・姉・妹
「Rioパラダイス」のマンガで彼女は子供の頃母親に捨てられたという衝撃の事実がコメディタッチで語られる。暗い設定なのに(笑)。ちなみに故人である父もいれてディーラーの家系である。父方の祖父が日本人の柔道家だが、Rioは柔道と空手も区別できていない。いわゆる「典型的な日本を勘違いしているアメリカ人」である。
ペット：猫(チップ)
どうみてもフェレットにしか見えないがネコ(♂)。擬人化されており性格は「ふてぶてしくイタズラ好き」。名前どおりチップとデールのようにペットに振り回されるRio萌えが日常的に起こっているらしい。休日には爪を切ったり給料とエサ代も考えたりとマメに世話はしているようだ。
ニコニコで配信されたアニメでは同時期に配信された「魔法少女まどか☆マギカ」の影響からかフェレットなのに獣と言った理由だけで「キュゥべえｗｗｗ」のコメントが書かれていた。
交友
- ローザ
  リオの幼馴染のお姉さん。職業はハリウッド女優の卵。オーディションを受けては落選する毎日で、芽が出る日が来るかは不明。リオを妹のようにイジメるのが最近のストレス発散らしい(笑)。銀髪のストレートロングヘアーのクールビューティーだったが、シリーズを重ねるごとにキャラが崩壊していく模様。
- ミント
  リオが勤めているカジノのオーナー「Mr.クラーク」の孫娘。学年でいうと小学3年生。カジノをうろついては落ちているコインを拾って遊んでいたが、リオと交友が出来てからは姉妹というか親子のような関係になっている。リオにディーラー術(トランプシャッフル程度)を学んでいるようなので、将来の夢はディーラーかもしれない。ちなみにスピンオフ企画パチスロ「ドリスタ」の主人公に抜擢され、5号機時代ではRioシリーズよりロングヒットとなったのはファンとっては複雑だろう。アニメではリオを元気付けようと何故かキュゥべえの真似(？)をしたことがある。
- ティファニー
  リオの同僚の人気ナンバー1金髪バニーガール。ゲーム内のバニーガールのメイン。
- イル
  リオの同僚の青髪のバニーガール。性格は活発系。登場人物の中ではリオとは一番接点がない様子。
- エル
  リオの同僚の緑髪のバニーガール。性格はおっとり。目立たないバニーガールだが、新人繋がりでリオと一番仲がいいともいわれている。
尊敬する人：ベンジャミン・シーゲル
伝説のマフィアでラスベガスを開拓した人物。映画「バグジー」のモデル。

シミュレーター

「楽勝！パチスロ宣言」シリーズ(PS2)
- Vol.1 スーパーブラックジャック、他3機種収録
- Vol.3 リオデカーニバル、十字架600式収録
- Vol.4 リオデカーニバル、真モグモグ風林火山収録
- Vol.5 Rioパラダイス収録
- Vol.6 Rio2 クルージング・ヴァナディース収録
「タッチde楽勝！パチスロ宣言リオデカーニバル」(ニンテンドーDS)

他にも一部機種をサミタで遊ぶことが出来る。