ZERO1とは、日本のプロレス団体である。
本来、同団体は橋本真也の立ち上げたZERO-ONEの後継団体であり、資本関係的には別団体だが、
一緒にここでは扱う。運営会社はファーストオンステージ。社長は大谷晋二郎。
新日本プロレスから離脱した橋本真也に同じく離脱した大谷晋二郎、高岩竜一、フリーの星川尚浩らで旗揚げ。
本来は新日本プロレス内部の派閥争いが絡み実質的な外部団体という目的で立ち上げられた。
旗揚げこそノアなどの協力もあり成功したもののその後は協力関係が続かなかったため、
路線変更を余儀なくされた。また新日本プロレスとの関係も早期に悪化・・・断絶することとなった。
その後は猪木事務所、バトラーツなどと協力関係にあったが、
格闘イベント真激開催に当たって当時PRIDEとの契約が切れていたマーク・ケアー期用に際し、
当時PRIDEへの外人選手斡旋に一役買っていたアントニオ猪木の連絡が無かったことに怒り関係断絶を発表、
選手を引き上げた。これに猪木ファンである石川雄規がなぜか同調し選手を引き上げ窮地に追い込まれた。
(この件に関してはバトラーツに対するファンの大きな反発を呼び一時活動停止に追い込まれる要因となった。また決定はアントニオ猪木の言を受けてのものという説もある。)
その後、路線を日本人選手vs外人選手に移し成功。熱狂的なファンを生むようになった。しかし、K1に選手を引き抜かれ箔付けのために提携していた米NWAも新日本プロレスとの提携に切り替えられる。(現在は再び提携)資金力の無さゆえにこういう動きに対応できなかった。再び路線の変更を余儀なくされたこの時期に発生したのが有名な橋本真也と長州力によるコラコラ問答である。
さまざまな形で新路線を模索するが、ハッスルとの提携では結果的に単発興行になるストーリー補完用の扱いを受け、
既存ファンからは大きな反発を受けた。さらに新日本プロレスとの対抗路線はこれまでの経緯から所属選手からの反発が強く、金銭的な問題・自身の体調の問題もある橋本真也は団体の解散を決意し発表しようとするが直前で大谷真二郎を中心に団体としてのZERO-ONE引継ぎを発表。
運営会社ファーストオンステージを設立した上でZERO-ONE MAXとしてスタート、現在はプロレスリングZERO1と改名している。旧ZERO-ONE時代は準メジャーと目されていたが、現在はインディーと分類されており、スポーツ新聞に結果が載る規模の団体としては唯一観客数未公表という通常避けられている行動をとっているなど、客入りは非常に厳しい様子。2011年に旧ZERO-ONEから通産10周年となる。
ここ最近は話題となるはずだった元読売ジャイアンツ所属の高野忍のデビューも一戦でやる気を失い頓挫するなど、上手くかみ合わないネタが多い。橋本真也の息子橋本大地が現在本格デビュー(エキシビジョンには登場済み)に向けて練習中。同団体での基本的な最大規模の興行は毎年靖国神社の例大祭にあわせて行われる奉納プロレスであり、それ以外は後楽園ホールでの興行が大きい大会扱いであったが、2011年3月に両国国技館での興行が決定。恐らく同団体最大の大会となる。
団体の特徴的な方針として、主流であるベビーとヒールの抗争というのが無い。そのため純粋な肉体のせめぎ合い、競い合いなど根源的な戦いが観られる。大谷社長が唱える「プロレスで世の中を変える」をモットーとし、いじめ撲滅やチャリティー活動などにも積極的な取り組みを見せている。
現在の所属選手はヘビーでは大谷晋二郎、佐藤耕平、崔領二、田中将人など。
ジュニアには日高郁人らが所属している。
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最終更新:2025/12/28(日) 05:00
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