3Dとは、3 Dimension(スリー・ディメンジョン)、3次元の事である。
一般的には以下の意味として用いられる。
- 仮想環境・電子データーも含めての数学的な意味での横(X軸)・縦(Y軸)・奥行き(Z軸)の三次元座標系及びその系の空間及び立体物。
- 三次元立体データーで描かれたCG(コンピューターグラフィックス、Computer Graphics)3DCG。
- PCゲームや家庭用ゲーム機でのゲームやBD 3Dなどの映像機器を使った3D立体映像。単に3Dと表記される事が多い。
- サラウンド等と呼ばれる、7.1ch、5.1ch等々の立体音響。
- 立体視全般。
CG
初音ミクの3Dモーションソフト「MikuMikuDance」が配布されてから以降、ニコニコ動画では様々なMMDユーザーモデルを使ったMMD動画が増えている。
関連3DCG動画
映像
映像機器の機能説明では単に「3D」と表記される事が多いが、3DCG等と区別するためにここでは「3D立体視」と表記する。映画・ゲーム等の3DCGの3D立体映像が多いが実写映像の3D立体視映像も存在する。
裸眼立体視ディスプレイ標準搭載の携帯ゲーム機ニンテンドー3DS以外は3D立体視の視聴には3D立体視対応のテレビもしくはディスプレイが必要である。
映画
専用メガネを掛けて視聴する3D立体視対応の「飛び出す」映画。専用眼鏡(専用ゴーグル)を掛ける分だけ映像が暗くなり通常の2D映画より画質的には厳しい。が、大画面での立体視体験は家庭用映像機器では得られないものがある。
左右の目から入る映像のバランスを崩さない為にも視聴する際の席の位置は重要であり、中央寄りの位置で且つ、前方から見て3/4以降の後ろ側の席で視聴した方が無難である。[1]
テレビ・ディスプレイ
3D立体視実現の為の最も重要な映像機器。所謂「飛び出すテレビ」。
立体視専用眼鏡を使うものと専用眼鏡の必要の無い裸眼3D立体視対応のものがある。裸眼3D立体視対応製品は液晶ディスプレイのみがある。裸眼3D立体視対応製品は携帯情報機器用ディスプレイサイズから20型迄の製品が発売され、Full HD裸眼対応大画面製品は2011年内に東芝から登場予定である。[2]
PCゲーム
NvidiaのGPU Geforceシリーズ『Nvidia 3D Vision』の対応ゲームが3D立体視に対応している。[3]
家庭用ゲーム機
据置型家庭用ゲーム機PS3及びXbox360に対応タイトルがある。視聴環境に3D立体視対応テレビ若しくはディスプレイモニターが必要である。
標準で3D立体視対応の携帯ゲーム機にはニンテンドー3DSがある。
携帯電話端末
一部携帯電話端末は3D立体視ディスプレイを搭載・3D立体視コンテンツに対応の物がある。
Blu-ray Disc
立体視対応の光学ディスクBD(Blu-ray Disc)規格、『Blu-ray 3D』が登場した。
システムソフトウェア Ver.3.30以上のPlayStation3は全機種再生対応。BD再生機・BD録再機は対応機器でないと再生出来ない。[4]
映像端子
HDMI Ver.1.4より3D立体視映像規格が導入され、ゲーム及びBlu-ray 3Dで3D立体視が登場した。HDMI接続での3D立体視視聴にはVer.1.4のHDMIケーブルが対応している
関連項目
- MikuMikuDance
- 石川ホールディングス
- ニンテンドー3DS
- PlayStation3
- Xbox360
- バトルドーム
- 3Dカスタム少女
- 3Dシステム
- 3D東方
- 3Dホットラリー
- 3Dムービーメーカー
- 初音ミク3D化計画
- VOCALOID3D化計画
- キオ式3D作品集
脚注
- *アバター3D感想(座席位置など-Avatar):プローブ
- *【CES】東芝、4K/2D対応の40型超裸眼3D TVを11年度内発売 -AV Watch
- *【笠原一輝のユビキタス情報局】 Blu-ray 3DをPCで楽しむための要件
- *PlayStation.com(Japan)|PlayStation®3 情報|システムソフトウェア アップデート
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