からくり士とは
- ファイナルファンタジーXIに登場するジョブのひとつ。
- ファイナルファンタジータクティクスアドバンスに登場するジョブのひとつ。
本項では、主に1について記述している。
概要
ファイナルファンタジーXIに登場するエクストラジョブのひとつ。取得には、追加ディスク「アトルガンの秘宝」がインストールされている必要がある。
オートマトンと呼ばれるペットを操り、からくり士自身も格闘スタイルで戦う。 オートマトンはカスタマイズと制御により、 物理アタッカー、遠隔物理、ヒーラー、魔法アタッカーなど、さまざまな仕事が出来る。 マスター(からくり士自身)もサポートジョブ次第で様々な役割を持つ事ができる。 この2つのカスタマイズ要素により、別ジョブかと思える程に多様な立ち回りができる。ここがからくり士の強みであり、難しい所でもあると言える。
しかし、他ジョブプレイヤーから見ると、何が出来るジョブなのかがわかりにくく、戦闘能力がプレイヤースキルに左右されやすい。その上、オートマトンの防御性能が一様に低く、一度オートマトンを失うと最大20分間は呼び出せないという致命的な欠点も持っている。その為、弱いイメージが定着し不遇ジョブと見られる事が多い。 ニコニコ動画内でも、そんな不遇っぷりを扱う内容の動画が製作されている。
そんな一方、ビジュアル面ではオートマトンの可愛らしい仕草に人気がある。オートマトンに感情表現モーションが豊富に用意されているのも特徴のひとつで、設定上では会話能力もある。 その為か、からくり士を扱った動画の中では、オートマトンが人格を持ったキャラクターとして登場するものも多い。
オートマトン紹介
- コバルトエアリーズ
- 汎用ヘッド+汎用フレーム。からくり士が最初に手に入れるフレームセットであり、最も平均的な性能を持つ。打撃属性の攻撃を繰り出しながら、弱体魔法や回復魔法も詠唱する。平均的であるが故に、レベルが上がるとほとんど出番がなくなるが、けして弱いわけではない。オートアタックの間隔が全フレーム中最も短い点は意外と知られていない。
- ホワイトキャンサー
- 白兵ヘッド+白兵フレーム。レベル10~30のイベントで手に入れるフレームセットで、近接戦闘に特化している。威力が高めの斬攻撃を繰り出す。ナイトをモチーフに設計されているらしく、盾を持ち、シールドマスタリーやシールドバッシュといった特性に加え、ガルカモンクをも凌ぐ高いHPを持つ。ただし防御力は低く、盾を任せるのはかなり困難。 レベル50前後で習得するWS「カニバルブレード」が優秀。防御無視ダメージ+HP吸収効果を持ち、使いこなせばホワイトキャンサーの運用が格段に楽になる。 からくり士がアタッカーとして立ち回る際に使われる事が多いフレームだが、アタッカー能力は後述するへーゼルサジタリウスに劣るため、攻撃力だけでなく、高めの耐久力にも価値を見出し使う場合が多い。敵の範囲攻撃の有無などによりヘーゼルサジタリウスと使い分けるのが良い。また、ENM「掌中の珠」やアサルト「ラミア13号」など局地戦で輝くフレーム。
- へーゼルサジタリウス
- 射撃ヘッド+射撃フレーム。レベル10~30のイベントで手に入れるフレームセットで、遠隔攻撃を使える唯一の組み合わせ。打撃属性の攻撃を繰り出しながら、定期的に高威力の射撃攻撃を行う。 距離の離れた位置で攻撃させると、その場から動かず射撃攻撃のみを行う。他のフレームよりも若干回避能力が高い。 一見敵から離れて戦うフレームに見えるが、射撃の威力が最も高くなるのは接近時であり、敵を殴りながら射撃をさせるのが最もダメージを稼げる。WS「デイズ」や「アーマーピアッサー」など威力に特化したWSを持つのも特徴。このため、からくり士が中レベル帯でパーティ戦闘を行う場合、このフレームでアタッカーとして立ち回る事が多い。HPは汎用よりもやや低い程度。攻撃力が高い分脆いので、範囲攻撃が厳しい敵には向かない。また、敵に狙われるとすぐに沈んでしまうので、ヘイト管理に気を使うフレームでもある。
- カーマインスコーピオー
- 魔法ヘッド+魔法フレーム。レベル10~30のイベントで手に入れるフレームセットで、魔法を軸に戦う。コバルトエアリーズ同様、打撃攻撃を繰り出しながら魔法を詠唱する。距離の離れた位置で攻撃させると、その場から動かず魔法を使用する。 攻撃威力と速度でコバルトエアリーズより劣る反面、魔法の詠唱間隔は短い。魔法は、回復、弱体、精霊(攻撃)と、ひととおりの系統を使える。使える魔法の種類は赤魔導士に近い。 どの魔法を使用するかはオートマトン自身のAIが判断する。使う魔法の方向性ならある程度制御できるが、マニューバ以外にマスターのHPや敵のHP残量でも思考を変えるので、最も扱いが難しいフレームなのかもしれない。 低~中レベルのからくり士がソロで活動する場合、このフレームを使う事が多い。
- パールアリエス
- 白魔ヘッド+魔法フレーム レベル40~50のイベントでヘッドパーツを手に入れてから使用可能になる。回復魔法を中心に使用するヘッド。カーマインスコーピオーが赤魔導士ならこちらは白魔導士。HPは若干下がりMPが増加。白魔導士のように「ケアルⅤ」や、「リジェネⅢ」、及び、各種状態異常回復魔法を使用する。 精霊魔法を使う事はできないが、できる事が減った分こちらの方が扱いはたやすい。このヘッドもソロ活動でよく使われる。
大きな特徴として、このヘッドのみマスター(操作者)以外のパーティメンバに回復や強化を使わせる事ができる。事実上無限のMPに加え、ノーヘイトでケアルⅤを連発できる。 ただし、ケアルの発動条件にクセがある為、メインヒーラーとして立ち回るには、操作者の熟練とパーティメンバの理解が必要。 - フリントカプリコン
- 黒魔ヘッド+魔法フレーム レベル40~50のイベントでヘッドパーツを手に入れてから使用可能になる。精霊魔法を中心に使用するヘッド。カーマインスコーピオーが赤魔導士ならこちらは黒魔導士。HPは若干下がりMPが増加。暗黒魔法と精霊Ⅳ系(黒魔導士専用のエアロⅣなど)を使用する。ガ系精霊魔法や古代魔法は使えない。他の魔法戦セッティング同様、事実上MP無限でヘイトをリセットしながら精霊魔法を撃ち続けられるのが強み。
このフレームが真価を発揮するのはレベル75に到達してから。 無強化ではあまりパッとしないが、メリットポイント、アタッチメント、装備品などで強化すると、HNMクラスの敵にも通用する精霊アタッカーにもなれる。
関連動画
入門、紹介
戦闘関連
クエストなど
物語、MADなど
その他
関連項目
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