そのうち考えるのをやめたとは、
- 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部「戦闘潮流」の登場人物「カーズ」の行く末。
- 同シリーズ第7部「スティール・ボール・ラン」の登場人物「マジェント・マジェント」の行く末。
- 動画を視聴しすぎて自分自身が中毒に陥っていることすら自覚できない状態を表すタグ。視聴者が「~回くらい見たけど全然中毒じゃないな」や「これいつ終わるの?~時間くらい見ているんだが」等のコメントを残す形跡が見られる。
本稿では1.と2.について記述する。
概要1.(カーズ)
第2部のクライマックス(第12巻)より。
不死身の究極生物となった第2部ラスボスのカーズは、最後にはジョセフが誘発した火山の大噴火に巻き込まれて大気圏外の宇宙へと放り出されるのだが、その際にその後のカーズの末路がナレーションで語られる。
―カーズは―
2度と地球へは戻れなかった・・・。
鉱物と生物の中間の生命体となり、永遠に宇宙空間をさまようのだ。
―そのうちカーズは考えるのをやめた。
概要2.(マジェント・マジェント)
第7部の第16巻より。
当初は“ヴァレンタイン大統領がジャイロ達へ送り込んだ刺客2人組の片割れ”という立場だったマジェント・マジェント。
しかし戦いに敗れたのち、相方のウェカピポが逆にジャイロ達側へ寝返ったことに彼は激昂。ルーシーの護衛をしにフィラデルフィアの政府公邸へ向かって来たウェカピポを復讐の対象として迎え撃ち、殺害しようとする。
・・・が、一枚上手だったのは相手の方で、自身は馬車の車軸のワイヤーで雁字搦めに縛られた上でデラウェア河に沈められるという悲劇を招いてしまった。
マジェントのスタンド「20th Century BOY」は彼に対するいかなる攻撃をも周りへ受け流す絶対防御の能力を持つが、発動中は一切身動きがとれないという欠点も抱える。そのため、“スタンドを解除しなければワイヤーを外して川底から浮かび上がることができないが、解除すれば無酸素状態に耐えられなくなり溺れ死ぬ”ジレンマに陥ることとなる。
やむにやまれずスタンドの使用を続行し、そしてかつてジャイロ達に重傷を負わされた時に通りかかって助けてくれたDio(彼とは運命の糸で結ばれているとか)が再び自分を救出しに来るのを待っていたのだが・・・。
そのうち『マジェント・マジェント』は、
待つ事と
考える事をやめた。
言わずもがな、こちらのナレーションは上述のカーズのパロディとなっている。
鉱物と生物の中間の関連商品となり、永遠にニコニコ市場をさまようのだ。
そのうち関連動画を紹介するのをやめた
そのうち関連コミュニティを紹介するのをやめた
そのうち関連項目を紹介するのをやめた
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