とびだせヤクルトスワローズとは、東京ヤクルトスワローズの球団歌である。
概要
中日ドラゴンズを歌った「燃えよドラゴンズ」がリリースされた翌年、そして広島東洋カープの公式球団歌である「それ行けカープ」がリリースされたのと同じ1975年、当時のエースだった松岡弘が歌詞を吹きこんで発表された。
「燃えよドラゴンズ」や「燃える赤ヘル僕らのカープ」(広島の応援歌・1978年発表)と同じく、セントラル・リーグの他5球団を打ち倒す歌詞が入っている。特にヤクルトの場合は1番に入っているのが特徴。応援団が歌う場合、読売ジャイアンツを指す「巨人の星を打ち落とし」の所に力が特に入るという。
なお、1975年当時は「大洋ホエールズ」であったことから当初の歌詞は「鯨をさばき」とされていたが、同球団が「横浜大洋ホエールズ」を経て1993年に「横浜ベイスターズ」へ改称したのに伴い、同年発表のバージョンでは「ベイスターズ倒し」に変更されている。
しかし、同年代に発表された応援歌・球団歌の中では影が薄い。ヤクルトといえば、岡田正泰応援団長の発案で採用された「東京音頭」を応援時には歌う印象が強い上、同年代の他球団曲と比べると軍歌色が強く馴染みにくかったからとも言われている。
1997年に中日が「嵐の英雄」を公式応援歌として採用したが、ファンに全く定着せず、2002年には「燃えよドラゴンズ」が球場でも流されるようになったのと似ているかもしれない。
一時は明治神宮野球場で流されていたことがあったが、現在では「We are The Swallows」が公式応援ソングとして流されているため、聞く機会は更に少なくなっている。
関連動画
関連項目
- 東京音頭
- We are The Swallows
- 東京ヤクルトスワローズ
- 0
- 0pt