わたし、気になります!
『わたし、気になります』とは何なのですか? この記事はどういう意味なのですか?
お願いです、折木さん。教えてください、気になるんです!
概要、気になります!
人間が後天的に植物に変化した前例は無いと思うが、宣言するのは自由だ。実現すれば最初の例として歴史に名が残るかもしれんし、頑張っ…
それは『わたし、木になります』です、折木さん。誤魔化さないでください。気になります、気になります、気になるんです!
はあ…。
『わたし、気になります』とは、小説『〈古典部〉シリーズ』の登場人物である千反田えるの口癖だ。
好奇心の塊であるあいつが何か興味のある事に出くわしたりして好奇心を刺激されると、決まってその口から飛び出す。
一度こうなるともう駄目だ。疑問が解消し納得するまでしつこく繰り返し、絶対に諦めない。この一言をきっかけに物語が動くんだ。
その度に俺こと折木奉太郎は巻き込まれ、俺があいつを納得させるまで付き合わされる事になる。
つまり、俺の省エネ主義を粉砕する原因であり、俺にとっては聞きたくない言葉な訳だ。
千反田がこの言葉を発してその真相を俺が推理させられ満足させると言うのが、『〈古典部〉シリーズ』並びにそのアニメ化作品である『氷菓』のお決まりの展開だ。一種のお約束って奴だな。
因みに千反田は生身の人間でテープレコーダーじゃないからな、毎回一字一句違わず同じ事を言っている訳ではなく言い回しには差異がある事を付記しておく。
まぁ、言うまでも無かったか。無駄な事をしてしまった。忘れてくれ。
里志が言ってたんだが、ニコニコ動画のタグでは『わたし、気になります』、『わたし、気になります!』、『私、気になります!』、『私気になります』なんかが使われてるみたいだ。
関連動画、気になります!
関連項目、気になります!
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