X、それは「大いなる謎」
X、それは「未知なる可能性」
X、そしてそれは「つながる心、つながる力!」
ウルトラマンX(ウルトラマンエックス)とは、2015年7月から12月まで放送されていたウルトラシリーズ及び、同作品に登場するウルトラヒーローである。総集編含め全25話が放送された。
当記事では、『太鼓の達人』シリーズに収録されているOP曲についても記述。
概要
2015年4月に公式発表された新たなウルトラマン。ウルトラマンギンガから引き続き「新ウルトラマン列伝」の中で放送されている。リアルタイムで見逃した視聴者のために、YouTubeでも毎週金曜日に本編の公式配信が行われる。
前作から引き続きスパークドールズが登場するほか、新たなアイテムやシリーズお馴染みである防衛隊の本格登場、多数のオリジナル怪獣など、前作からさらにパワーアップした要素も数多く存在。
また、本作は翌年の2016年がウルトラマン生誕50周年であることから、昭和ウルトラマンが多数登場したメビウス以来となる客演ウルトラマンの多いシリーズ。前作のギンガや平成の新世代筆頭であるゼロは勿論、マックスやネクサスといった2000年代中期のウルトラマンもTVシリーズに初めてゲストとして登場する。
スタッフにはメインライターの小林雄次をはじめ、前作のギンガに携わってきた脚本陣が続投。一方の監督勢にはメインの田口清隆、前作でメインを担当した坂本浩一、アベユーイチの他にも、本作がウルトラシリーズ初監督となる冨田卓が参加している。
あらすじ
地球に眠っていたスパークドールズを実体化させた太陽の異常爆発、ウルトラ・フレアが
観測されてから15年後。怪獣対策のため創設された防衛部隊、Xio(ジオ)所属の大空大地隊員がサイバー怪獣の実験を行っていたとき、超高熱で何でも焼き尽くす怪獣デマーガが出現して暴れ出した。
その時、大地のマルチデバイスから不思議な声が聞こえてきた。それに導かれ、大地は光の巨人とユナイトしてデマーガに挑んだ!
ウルトラマンX(エックス)とユナイトします。
Xio日本支部に所属する大空大地(演:高橋健介)隊員が変身=ユナイトする謎のウルトラマン。無愛想な宇宙人だと思われたくないタイプ。カラータイマーにあたる部分の「X」が特徴的。「ウルトラマンX」という名前は「未知の超人」という意味で大地自ら名付けた。
15年前に自身が敵との戦闘の際引き起こした”ウルトラ・フレア”の影響で肉体がデータと化しており、普段は変身デバイス「エクスデバイザー」にエックスのデータが宿った状態で待機。有事の際は大地とユナイトをして怪獣と戦う。ウルトラマンの例に漏れずユナイトしていられる時間には制限がある。
必殺技はザナディウム光線。この技に限らずエックスに倒された怪獣はスパークドールズへと戻る。
エクスデバイザーは元々スパークドールズの解析や通信端末などのマルチデバイスとしての機能を持つ「ジオデバイザー」だったが、エックスが宿ったことで形状が変化した。さらにスパークドールズから怪獣のデータを読みとった「サイバーカード」を使うことで怪獣を模した「モンスアーマー」を装着し、さらなる力を発揮する。「地球人もやるじゃないか!」
ウルトラマンと変身者がそれぞれ明確に意思を持っている珍しいタイプのウルトラマン。過去作で例えるなら映画「ウルトラマンサーガ」に登場したウルトラマンゼロとタイガ・ノゾム、「ウルトラマンG」のウルトラマングレートとジャック・シンドーらのような関係といったところか。戦闘時には二人の掛け合いも見られる。
ウルトラマンエクシードX
虹色の光を身にまとい、さらなる進化を果たしたウルトラマンXの強化形態。変身アイテムを兼ねたエクスラッガーを用いて戦う。
スラッガーの虹部分をスワイプ、トリガーを引くことで必殺技が発動。スワイプ回数や方向により、複数の技を繰り出すことが出来る。特に「エクシードエクスラッシュ」はダークサンダーエナジーで強化された怪獣に最も効果のある攻撃であり、怪獣の体内のダークサンダーエナジーを除去する効果がある。なおこの攻撃では怪獣を倒せないため、通常形態に戻ってザナディウム光線などの必殺技を放つ事が多い。
当初は剣技において力不足な面もあったが、同じく剣を武器にするウルトラマンビクトリーナイトに変身するショウとの特訓により剣も使いこなせるようになった。
Xio(Xeno invasion outcutters)
本作の防衛チーム。前作の防衛チーム、UPGが設立間もない新興チームであったのに対し、本作のXioはウルトラ・フレア後の怪獣復活に対抗して設立、実力と規模を兼ね揃えた組織である。
地球防衛組織UNVERの傘下にあり、チーム名は”未知なる外敵からの防衛戦闘部隊”を意味する。怪獣や異星人からの戦闘や防衛の他にも、回収したスパークドールズの分析、研究も行う。日本支部はオペレーションベースXを拠点に構えており、隊長の神木正太郎が掲げる”敵を理解する”という信念のもと、日々活動にいそしんでいる。
戦闘機のジオマスケッティや特捜車のジオアトスなどを配備。隊員装備も充実しており、スパークドールズを解析したサイバーカードを製作、エックスやXioの戦力に変換。光線銃のジオブラスターはウルトライザーモードにすることで、並の宇宙人なら撃破可能な威力を持つ。
太鼓の達人における『ウルトラマンX』
曲名 | ウルトラマンX | |||
曲ID | ultx | |||
アーティスト | ボイジャー feat. 大空大地 | |||
譜面制作者 | まりも研究所 | |||
収録作品 | 新筐体ムラサキVer. PS Vita1DL,Wii U3DL,iOS |
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BPM | 148 | |||
表譜面 | かんたん | ふつう | むずかしい | おに |
難易度 | ★x1 | ★x3 | ★x5 | ★x7 |
64 | 145 | 327 | 552 | |
裏譜面 | かんたん | ふつう | むずかしい | おに |
難易度 | ------ | ------ | ------ | ★x10 |
コンボ数 | ------ | ------ | ------ | 1035 |
玩具販売元であるバンダイナムコエンターテインメントの音楽ゲーム『太鼓の達人』では、コラボ企画として放送約2週前の7月1日より同タイトルOPテーマ曲が収録された。
初心者から上級者まで楽しめる難易度配置であり、太鼓ではかんたん★×1と裏譜面★×10が同時にプレー出来る数少ない楽曲で、表譜面の最後に飛んでくる大音符は譜面作成者のまりも研究所曰く、「ウルトラマンが戦いを終えて、最後に「シュワッチ!」と空へ飛んでいく光景をイメージした」とか。特に裏譜面は曲の長さもあり、アニメ楽曲にてシリーズ初の4桁コンボ越えとなる1035を叩き出す体力譜面となり、アニメ曲でも歴代最多コンボだったのだが、次回作のOPはそれを上回り、本曲の裏譜面は2位となってしまった。
関連動画
関連項目
- 特撮
- 円谷プロ
- ウルトラシリーズ
- スパークドールズ
- ウルトラマン列伝
- ウルトラマンギンガ(前シリーズ、スパークドールズ繋がり)
- ウルトラマンオーブ(次回作、劇場版オーブで共演予定&オーブトリニティの要素の一つ)
- ウルトラマンゼロ/ウルトラマンマックス/ウルトラマンネクサス(本編で共演)
- ウルトラマンメビウス(ウルトラ客演多数繋がり、こちらは昭和勢が登場)
- 仮面ライダーX
- 機動新世紀ガンダムX
外部リンク
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