オワタ式とは、操作キャラクターが一度でもダメージを受けると即死となる状態でゲームをする縛りプレイの一種である。命名者はおっくMAN氏。由来は人生オワタの大冒険である。
エミュレーターのチート機能を使って体力の最大値を1にしている場合が多いが、オフィシャルでオワタ式に準ずるルールのステージ・モードを搭載するソフトもある(一撃死のソフトで残機設定を0にしても、オワタ式になる)。
当然ながら、難易度は跳ね上がる。そこにさらに倍速プレイを追加するとんでもない人もいる。
対象となるゲームのジャンルはアクションが最も多く、格闘ゲーム、シューティングなどがこれに次いで多い。その一方、どのタイトルであろうと基本的にダメージを受けることが前提で設計されているRPGのオワタ式はほぼ無理ゲーと言って差し支えない。ただし、ターン制を採用しているローグライクゲーム、不思議のダンジョンなどに関してはこの限りではない。
ゲームタイトルとしてはロックマン、GTASAなどが有名である。
チートを使わずゲーム自体にも即死モードがない場合は、「ノーダメージ縛り」としてプレイすることになるだろう。ただ動画としてみる場合、「ノーダメージ縛り」は大抵成功した「ノーダメージプレイ」の動画がほとんどだが、「オワタ式」の場合は失敗シーンをあえてカットせずありのままのプレイを見せているものが多いと思われる。死亡しまくりながらも徐々にコツやパターンをつかみ、あるいはスキルの上達によって難所を切り抜けていくという過程も楽しめるのが「オワタ式」プレイ動画の特徴と言えよう。
公式オワタ式の一例
- 「スーパーマリオギャラクシー」 デスコメット
- 「3Dドットゲームヒーローズ」 スペランカーモード
- 「beatmania IIDX」シリーズ HAZARD
- Dance Dance Revolutionシリーズ RISKY・ENCORE EXTRA STAGE
- GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ RISKY
- こちらはRISKY5と1があり、5は文字通り5ミスまで許容される。1はbeatmania IIDXやDance Dance Revolutionと同じく1ミスで即FAILEDとなる。
- 太鼓の達人シリーズ かんぺき
- 「Rez」 MOROLIAN
- BEYONDモードで使用できる拡張オプション。プレイヤーキャラクターが「スペースチャンネル5」のモロ星人になる。レベルアップの概念がないため、被弾すると即死。
- 「朧村正」 難度:死狂
- 「デビルメイクライシリーズ」モード:Heaven or Hell 、Hell and Hell
- 「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」 HP1制限ダンジョン
- 「侍道シリーズ」 難易度:一撃死
- 「スクリューブレイカー 轟振どりるれろ」HARDモード
- 現実
また「レベル1固定」、「難易度を最高にする」等の制限・設定により、どうやっても被ダメージが最大体力を超えるなど事実上オワタ式(あるいはそれに準ずる状態)になるタイトルもある。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 21
- 0pt