オーディオコメンタリーとは、DVD、Blu-rayDiscなどのビデオソフトの特典として付けられる音声解説である。
概要
映画・ドラマ・アニメ等の映像作品において、出演した俳優・声優や監督・脚本家など制作スタッフが、その作品を見ながら場面解説や裏話、製作当時のエピソードなどを語り合う。作品によってはスタッフではない司会担当の人物を入れたり、1人で解説することも。
しかし作品に見入って無言になってしまったり、本編に触れずにその作品としては関係無い、単なる雑談となってしまう(アニメでのオーディオコメンタリーはこれが顕著)ことがある。このグダグダトークを楽しむ視聴者もいるようで、当たり外れはその視聴者の判断に委ねられるものとなっている。
特筆される作品
- R.O.D -READ OR DIE-(OVA 2001-05-23発売)
- テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇(OVA 2006-03-24発売)
- 化物語(TV 2009-09-30発売)
キャラクターオーディオコメンタリー
作品の登場人物によるコメンタリー。キャラコメと略されることがある。
この手法が普及したのはアニメ「化物語」(創始と呼ばれることが多いが、OVA「テニスの王子様 全国大会篇」等前例が全く無かったという訳ではなく、 業界初の試みであるなどとは公式には一言も謳っていない)。作者の西尾維新が全脚本を書き下ろし、キャラクター達が繰り広げる会話の秀逸な掛け合いは、後に脚本が書籍化されるなど大変好評となった。これ以降の作品で、この手法を用いるアニメが続々登場した。
しかし、その本編分と同じ尺で脚本を制作しなければならないためか、キャラクターコメンタリーが付けられるのは一部の話数のみとなることもある。通常のオーディオコメンタリーとキャラクターコメンタリーを両方制作される場合もある。
関連項目
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