ガン・ザルディとは、Get Ride! アムドライバーの登場人物である。声:小杉十郎太
ガン・ガイヨウさん……
伝説の第1号アムドライバー。
ネオアムジャケット並の性能のアムジャケットを使いこなし、数多くのバグシーンを葬ってきた伝説の人物である。
しかしある時を堺に引退を宣言し、その後は行方をくらまして隠居生活を送っていた。
何を考えているのか読みづらいポーカーフェイスが特徴的。
イヴァン・ニルギースの兄、カペリ・ニルギースの友人であり、イヴァンはアムドライバーとしてガン・ザルディが活躍している頃から彼のことを知っている。
ガン・ザルディは、アムドライバー計画の全貌をある程度知っていたようで、連邦評議会に消されそうになったことから、自身は身を隠していたというのが大体の真相。
ジェナス達が自分達の元を尋ねると、バグシーンの真相を明かし、その後は戦争終結の鍵になるとしてゼアムの完成をジェナス達に託し、自らはまた姿を隠すことになる。
やがて、ジェナス達がゼアムの使い方は自分で決めると宣言すると、彼の心にも違う思惑が沸いてくるようになり、ついにはジェナス達ピュアアムドライバーそのものを否定するようになる。
そして新たなにネオアムジャケットをオリビエに作らせ、ピュアアムドライバー軍団を強襲、やがてゼアムを手に入れると世界の絶対的な神になることを望むようになる。
執拗にジェナス達を攻め、ついにフルゼアムを手に入れた後は、真の神に等しい力を得てしまう。
そして悪趣味な城で「私は神」宣言をした後、自分に反対する市民達を街ごと消滅させるなど、その信念はさらに暴走してしまった。
それに怒りを覚えたピュアアムドライバー達によって強襲を受け、さらに仲間に戻ったと思われたニルギースにも裏切られたことで、形勢はフルゼアムのジェナスと互角と化す。
最後は壮絶な死闘の末に相討ちとなり、ジェナスに一度は救われるが、半ば自ら望んでその救いを断った。
溶岩へと落ちる中、ジェナスの真っ直ぐな心にどこか羨望を抱きつつ、「もっと早く出会えていたら…」と後悔の言葉を述べていた。
黙々と絵を描いていたり、何故かグラサンをかけたり、隠居してるのに豪邸に住んでいたり、城のデザインがぶっ飛びすぎていたりと、偉大なお方なのにツッコミどころの絶えない人物。
アムドライバー世界では伝説と等しい人物であるが、ニコニコでの配信では何故か名前を覚えてもらっていなかった。
最終回付近では名前こそ呼ばれるも、その残虐極まりない行為に、「ロシェット以下のクズ」と言われてしまっていた。
だが、彼が変貌を遂げたのには、少々事情があることも忘れてはいけない。
本当はラスボスじゃなかった?ガン・ザルディの噂
ガン・ザルディは、PS2版の相克の真実での展開を見るに、当初はラスボスとして設定されたキャラではないとされている。
放送期間短縮の煽りを受け、突如態度が豹変、汚い大人としての陰険な役割に変わってしまい、その変貌っぷりに当時の視聴者もかなり困惑を覚えていた。
元々アムドライバーはさらに2クールの放送が予定されたと言われている。しかし玩具の売れ行き不振により路線を変更し、ガン・ザルディがラスボスになったという。
だとすると、ガン・ザルディが本来どうなっていたかはよくわかっていない。しかしあの禍々しいデザインのアムジャケットといい、少なくともジェナス達に友好的な役割でなかった可能性は充分にある。
ワン・ザルディさん……
ガン・ザルディの飼い犬。名前は視聴者が勝手につけた。
何故かガン・ザルディの名前は間違えられるのに、犬の名前はみんなほぼ統一して「ワン・ザルディさん……」とコメントが入る。
アムドライバーガン・ザルディ
世界で初めて開発・実用化されたアムジャケットを着用したガン・ザルディ。
他もアムジャケットと比較しても頭部の形状がかなり特徴的である。ソード系のギアをよく使う。
ネオアムジャケット並の力を有しているが、ガン・ザルディしか扱えなかったため、その後の量産化されたアムジャケットは、このジャケットをデチューンしたものになっている。
後にジェナスの元に渡り、ネオアムドライバージェナスのジャケットとして改造されて運用されている。
ネオアムドライバーガン・ザルディ
ガン・ザルディが新たに制作させたアムジャケット。またの名をガン・ザルディ用ファイナルアムジャケット。
作中の描写から恐らくデューク・オリビエ製で、ゼアムのデータを使用しているため超高性能。
これまでのアムドライバーとは違い、バグシーンと見紛うかのような禍々しい生物的外見をしており、そのシルエットは地球外生命体さながらである。
バイザー搭乗が基本のピュアアムドライバーチームを、アムジャケット単体で相手に出来る性能を持つ。
オリビエによって細工されており、権力欲に堕ちたガン・ザルディを止めようとしていたが、流石にそれは外された様子。
初期のガン・ザルディ用アムジャケットとはデザインの路線が全然違うが、これはもしかするとオリビエが、変貌してしまったガン・ザルディの姿を揶揄するためのもの…なのかもしれない。
ラスボスながら商品化はされていない。そもそも当初はラスボスではなかったという噂程度の裏話もあり、実際PS2用ッゲームソフト、相克の真実ではラスボスながら悪党を気取っていただけという立ち位置に終わっている。
ちなみにこのゲーム、アニメよりいち早くこのネオガン・ザルディと戦えるという豪華仕様だったりする。
フルゼアムガン・ザルディ
フルゼアムを手に入れたガン・ザルディの最終形態。
背中から悪魔のような羽が生えるほか、腕を自在に変質させられるようになり、さらに生物機械的な要素が加わった。
腕は普通のジャケットの素手、伸縮自在のボード型の固定剣、そして巨大なカノン砲の三種類に使い分けられる。
巨大なカノン砲は街一つを消し去る威力を誇るが、一度放出すると再充填まで24時間かかるようだ。
PS2版、相克の真実の裏ラスボスであり、結果としてPS2ゲーム、アニメと二大ラスボスを担当することに。
カン・レンドウガさん……
カン・レンショウヒンさん……
ガン・ザルディの商品は、例によって企画こそされていたようだが、内部事情でポシャることになった。
つまり、ありません。
カン・レンコウモクさん……
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