kg(キログラム)とは、質量の国際標準単位(SI単位)である。㎏という文字が使われる事もある。
概要
2019年5月20日から発効される基準では「単位s−1·m2·kg(J·sに等しい)による表現で、プランク定数hの数値を 6.62607015×10−34 と定めることによって設定される。」となる。
kgが基準単位であって、gでは無い事に注意が必要(←テストに出るかも)
定義の変更について
質量のkg、時間のs(秒)、温度K(ケルビン)が他の単位の基準になっている。かつてはパリ郊外のセーヴルの国際度量衡局に保管されている国際キログラム原器の質量が基準になっていた。
この国際キログラム原器は直径高さ共に約39mmの白金90%、イリジウム10%の合金製でできており、3重のバリア気密容器に入れられており、内部は真空になっている。
当然原器の質量は保管中に気体を取り込んだり洗浄すると減ったりするので基準としては不適切と言える。
そこで他の物理的に1つに定まる方法でkgを定めることが議論された結果、2018年にプランク定数を用いた定義に変更することが決定された。
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関連項目
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