クロウ・ブルーストとは、ゲーム『第2次スーパーロボット大戦Z』の主人公である。CVはうえだゆうじ。
概要コンバットパターン・ファイズ
経歴
22歳。過去に特殊部隊に所属したことのある元軍人であるが、とある出来事により軍を退役し、ゲーム開始当初は無職。さらに父の残した100万Gの借金を背負って、借金取りに追われるという、歴代スパロボでも類を見ない駄目駄目な状態から始まるという主人公である。通称、100万Gの男。第一声は「金が無い……」
ひょんなことから新型試験機であるブラスタに乗り込み、次元獣を倒したことで、その腕を見込まれてブラスタのテストパイロットとして雇われることになる。借金をブラスタの研究者であるトライアに肩代わりしてもらったため、以後はブラスタで戦闘データを収集し、査定してもらうことで彼女に借金を返していくこととなる。
操縦技術は高く、試験機であるブラスタを初見で難なく操縦する他、本来複数のコンビネーションで行うアサルト・コンバット・パターン"ファイズ"(ACPファイズ)を単機で行うなど、高い技量を持つ。生身においても格闘術を体得しており、機体を用いない潜入任務などに参加する事もある。
ブラスタに搭乗したことでブラスタのスフィアと共鳴し、スフィア所有者(スフィア・リアクター)としての資質を次第に目覚めさせていくが……。
続編となる再生篇でも引き続き主人公を務める。ただし登場はちょっと遅い。PVに登場するのも遅かったので当初はクロウさんどこ行ったの?と不安になったファンもいたとか。
よく、無職貧乏と言われることがあるが、そのような危機に陥っているのはゲーム開始直後などの特定期間であり、彼の職歴は「軍(特殊部隊員)から民間に転出してテストパイロット」である。ニートではない。
性格
上記のように借金を背負っている状況のせいか、どんな時でも金銭に執着する「ドケチ」であり「ド守銭奴」である。平時から昼食を水や砂糖水で我慢するなど、倹約に励んでいる。が、義理がたく友情に厚いという一面も持っており、金に関係ないところで動くということもしばしば。また、金儲けに繋がると判っていても、法を犯したり、悪事に手を染める事は否定し、あくまで「働いて金を稼ぐ」事で借金を返済しようとするモラルの高い面もある。
過去の出来事が原因で女嫌いを公言するが、女性が苦手だったり、女性を蔑視していたり、まかり間違っても男色家だったりはしない。
次元獣の攻撃で故郷を失った少女に敵討ちを約束、それを果たし明らかなフラグをぶったてるほか、敵軍の女将軍を説得、彼女の悲しみを受け止め未来への指針を示すなど、女性への接し方はまごうことなきイケメンである。自軍の女性陣には借金ネタを弄ばれることもあるなど女性受けが悪いわけでもなく、天然無意識のタラシであるとも。
世知辛い社会をみてきたせいか、年齢の割には老成しており、自軍の中でも良識人である。時に現状を分析した厳しい発言をする事もあるが、仲間の発奮を促す為のポーズである事も多い。ニヒルな2枚目半だが、情に厚い人物である。
版権キャラと絡むクロスオーバーは他のスパロボ主人公と比較してもかなり豊富。基本的にノリも付き合いもいい性格で、色んなキャラと絡んだりつるんだりしている。温泉でおじいちゃんと仲良く一風呂浴びたり、ビール片手にダイガードとコクボウガーの勝負を観戦したり、ちょっとおっさんくさい。
特に「ガンダムW」のデュオ、「ガンダム00」のロックオン、「ダイ・ガード」の青山と仲が良く、4人ともいつもチームメイトや仲間に振り回される連中であることから「貧乏クジ同盟」などと呼ばれ、ファンの間でも人気が高い。
絶望的借金を初めとした苦境、逆境でも折れないような芯の強さ、意思の強さを持った人物であるが、そのせいで自分に不利益を呼び込んだり、窮地に追い込んでいる事が多々ある。彼を象徴する借金も、その多くは自分から背負い込んだ苦労だったりする。また、安請け合いや確認漏れなどが原因で自爆していることもある(そして大抵借金が増える)が、こうした時も情の篤さや義侠心を見せての行動の結果が多い。まさに苦労さんである。
こうした彼の性格はスフィア所有者としての素質とも密接に関連している。
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