人名にはあまり用いられることはないが、以下の創作物にもこの天使、およびそれをモチーフにした存在がいる。
概要
ユダヤの伝承に多く登場する天使でミカエルらとともにサマエルと戦っている天使の軍団長。モーセが3番目に出会った天使がサンダルフォンとされ、体からは灼熱の炎が噴き出している。なお、他の天使に比べてもすさまじく長身で、天まで届くほどの高さとも。ちなみにメタトロンとはよく対にされ、双子であるとも言われている。
『光輝の書(ゾーハル)』によると戦闘のみならず人々の願いも聞き届ける存在であり。神の背後のブラインドの裏で願いを込めた髪の王冠を作っているようだ。他にもサンダルフォンの言葉は稲妻として響き渡るため、モーセを驚かせてしまっている。なお『ヤルクト・レウベニ』によると胎児の性別を決めるのはサンダルフォンとも言われている。
「共通の兄弟」、「仕事仲間」といった意味のギリシア語の合成語の名前と一般的に言われているサンダルフォンの出自は『列王記』に登場するかの有名なエリヤとされる。
関連項目
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