シド・ハイウインド(Cid Highwind)とは、「ファイナルファンタジーVII」の登場人物である。
概要
32歳(ファイナルファンタジーVII本編時点)・男性。
主人公パーティーメンバーの1人。
短めの金髪で、咥えタバコとゴーグルが特徴。
口調と性格はかなり荒っぽいが、締めるべきところはキッチリ締める。
元々はクラウド一行と敵対する神羅カンパニー所属の敏腕飛空艇パイロット。彼の姓を冠した「ハイウインド号」という名前の飛空艇も存在する。
有人宇宙ロケットの艇長にも任命されるが、その計画が頓挫し、その後も宇宙への夢を捨てることができずくすぶっていた。
そんな折、セフィロスを追っている途中のクラウド一行と出会う。既に宇宙計画に興味を失っていた神羅カンパニーに愛想をつかしていたこともあり、ひと悶着のあと彼らと同行することを決める。
その経歴から結構なカリスマ性・リーダーシップを持っており、一時的にはパーティーのリーダー(メイン操作キャラ、クラウドの代理)を務める。
続編の「アドベントチルドレン」ではかつての部下と結婚しており、妻の名を冠した新型飛空艇「シエラ号」を駆る。
「シド」と「ハイウインド」、シリーズ恒例の要素を2つも持つ贅沢なお名前。「シド」らしく飛空艇と関りが深く、「ハイウインド」らしく竜騎士っぽい戦闘スタイル。
オリジナル版にボイスはないが、続編や派生作品などでは山路和弘が演じている。
リメイク版
第2作「ファイナルファンタジーVII リバース」からの登場となる。原作よりも登場のタイミングが早く、ゴンガガエリアからコスモエリアへの移動時が初登場。ロケット村関連のストーリーはスキップされている。
「ブロンコ航空」という航空会社を個人経営しており、神羅カンパニーの目を盗んで人や物をタイニー・ブロンコで運んでいる。神羅に対しては「うまく使えば便利」「自分は反神羅ではなく反権力」というスタンスを取っている。
ニブルエリアを発つ際に本格的にクラウドたちと同行することになる。ただし、本作では非プレイアブル。
幼いころのエアリスとその母・イファルナと面識があり、それによりエアリスのことをたびたび気に掛けている。
キングダムハーツ
キングダムハーツシリーズに登場するシドは、このシド・ハイウインドがベース。腹巻を身に着けているなど、おっさん臭さが増している。
関連動画
関連項目
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