スタイリッシュ土下座とは、『スタイリッシュな土下座』である。
概要
スタイリッシュ土下座とは、文字通り『スタイリッシュな土下座』のことである。
土下座とは膝を曲げて直に地面へ座り、額を地に擦りつける、またはそれに近いほど平伏するという日常から逸脱した行為をすることで相手への尊敬や畏敬の念、詫びや恩を示す日本の礼式の1つであり、古くは『魏志倭人伝』の『邪馬台国における平民は道端で貴族に会った際、平伏して拍手を打つ』という内容の記録が残されていた。
スタイリッシュ土下座とは、そういった元来の土下座だけでは示せないほどの深い畏敬や感謝の念と小馬鹿にする態度を今までにない形でスタイリッシュに表そうとする新しい礼法である。代表的な例として
- 前転土下座:体操の前転から行われる土下座。最も初歩なスタイリッシュ土下座の1つ。
- スライディング土下座:膝から下を床につける形で滑りながら正座の型をとりながら、止まったところで土下座をする。
- ジャンピング土下座:その場で飛び上がり空中で正座の姿勢をとりながら、着地と同時に土下座をする。
- 三点倒立土下座:手、頭頂(または額)の3点でバランスをとりながらの土下座。
- ブリッジ土下座:体操のブリッジの型から額を床につける土下座。高い柔軟性を必要とする。
といったものが挙げられる。
スポーツとしてのスタイリッシュ土下座
スタイリッシュ土下座は近年、どれだけその点数高いかを競うスポーツとしても注目されつつあるという話を筆者は耳にしたような気もしなくもなくもなくもなくもないが、今のところ定かではない。ただしどうやら難易度、芸術点、礼法点の3要素をそれぞれ10.0点満点とし、その合計を競うものが最もポピュラーなようである。
上記に挙げた5つの土下座を回転、滑り、跳び、バランス、柔軟という基本5要素とし、これらを組み合わせることでより難易度が高く、より美しい土下座を目指すのがこのスポーツらしい。
ここからは筆者の独断だが、スタイリッシュ土下座は近いうちに体操や新体操、フィギュアスケートのように複数の技を行い、種目によっては音楽にあわせ、その構成点や錬度、表現力を問われるスポーツになるのではないだろうか。いや、なるはずがない(反語)。
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