スポーツアクションゲームとは、格闘ゲームにおけるジャンルの1つ(?)である。
頭に形容詞を付け「~スポーツアクションゲーム」と用いられる。
概要とその生い立ち
格闘ゲームにおいてしばしば見られる「永久コンボ」
一般にはバグ利用、やりこみの極地において発見された想定外の要素であり
対戦ゲームとしてはバランスを崩壊させる要素として忌まれる事が多い。
しかし、永久や一撃必殺技を絡めた即死コンボの存在をゲーム性と捉え
積極的に狙っていく格闘ゲームが存在する。お察しの通り「北斗の拳(アーケード)」である。
このゲームの永久コンボは、浮いた相手に技を当てると地面にバウンドして高く跳ねることから
「バスケ」「ドリブル」と呼ばれる。(他…百烈、トラベリング)
ドリブルに始まって延々とバスケを続ける様は、中野TRFの北斗実況DAICHIにより「世紀末スポーツアクションゲーム」と例えられ、「格闘ゲーム」なのに「スポーツのアクションで世紀末」という滅茶苦茶なジャンルが確立された。
しかし、この言葉は極めて的確にゲームの性質を表している。
死ぬまでボール(相手)を弾ませるという意味でスポーツと解釈できなくもないし、一人が延々とスポーツしている時点で格闘ではなく、アクションゲームと銘打つほうが的確である(コンボ中だけだが)。
現在の解釈
世紀末スポーツアクションゲームが定着してからは、
以上の条件に(ある程度)該当するゲームを「(なんとか)スポーツアクションゲーム」として表現するようになった。
実例として以下のものを挙げる。
・北斗の拳(アーケード) → 「世紀末スポーツアクションゲーム」
種目…バスケットボール (バスケ、ドリブル、トラベリング…相手は地面にバウンドして高く浮く)
元祖スポーツアクションゲーム。難易度に差があるものの、全キャラ参戦可能。
・戦国BASARAX →「戦国スポーツアクションゲーム」
種目…陸上競技(反復横とび、フルマラソン、走り幅跳び…画面を往復しながら相手に攻撃を当て続ける)
フルマラソンは一部のキャラ限定、走り幅跳びは慶次のみ可能。
また市のみフリスビーや胴上げをすることができる。
・カオスブレイカー → 「ファンタジックスポーツアクションゲーム」
種目…サッカー (リフティング…空中の相手を何度も蹴って浮かせ続ける)
参加選手:ヴリトラ ベルンハルトのブラッド・サッカーは多分無関係。
・タツノコvsカプコン → 「版権スポーツアクションゲーム(仮)」
このゲームにスポーツでの例えは無いが、
「小技>ダッシュ小技>小技>」等で相手を浮かせ続ける永久コンボが多数存在する。
しかし、このゲームはゲージ消費で「メガクラッシュ」により永久コンボから抜け出すことが可能なため
いかに上手くゲージを管理できるかという駆け引きによって独自のゲーム性を生み出している。
・BLAZBLUE
まだスポーツアクションと呼ばれていないが「世紀末バレー」と呼ばれるタグが見られるようになった。
カルルの十割コンボを示すものであるが、これ以外にスポーツアクション要素が存在しないため判定が微妙である。
関連項目
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