ディエゴ・ブランドーとは漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティール・ボール・ラン」の登場人物である。…というより、どう見てもDIOです。本当にありがとうございました。
あなた・・・『覚悟して来てる人』・・・・・・ ですよね。 この記事を読むって事は、逆に「ネタバレ」を見せられるかもしれないという危険を、 常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね・・・ |
教えたところでどうなる?概要は直らない……宿命のようにな
ジョジョの奇妙な冒険の代表的な悪役にして、ヤングジャンプのインタビューで作者に「実質的な主人公」と言わしめたディオ・ブランドーに酷似したキャラ。作者曰く「石仮面のない世界でのDIO」とのことで、実際に作中でもディオやDioというあだ名でしばしば呼ばれている。
人間性もディオ・ブランドーと同じく功名心と金銭欲が強く大悪そのもの。いずれは政治家(ニューヨークの市長)にもなりたかったらしい。ちなみに父親の名前は第1部と同様で「ダリオ」という。
イギリス下層階級出身だが、名門貴族に育てられ競馬界で認められた実力者の天才ジョッキー。通称「Dio」。愛馬はシルバー・バレット。
元々は赤ん坊の頃、両親に捨てられる予定だったのだが土壇場になって母親がDioを捨てられなくなり二人一緒に急流に巻き込まれてしまう。そして通りすがりの農場主の男に助命される。
だが数年後Dioが5歳の時に、その農場主の男はDioママにチョメチョメを迫りDioママはそれを拒否。すると農場主の男は報復にDio親子の食器に穴をあける。
Dioママは愛息に食事をさせるために両手を容器代わりにシチューを受け取るが、その翌年に破傷風により23歳の若さで他界。Dioは母の手のヤケドの傷から入った菌が病気の原因だと信じ、農場主の男が母親を殺した原因だと直感的に理解した。以後Dioは母親と自分を見捨てた社会を厭悪するようになる。
成長したDioはジョニィ・ジョースターでも勝てないぐらいの熟練騎手となり、自分より遥かに年上(83歳)である財産家の老女と結婚して遺産を手にしている。なお老婆はDioに殺されたというのが大方の見解。
優勝賞金目当てでシルバー・バレットと共にスティール・ボール・ランレースに参加したDioは序盤に馬のクセを見抜く観察眼などでベテランぶりを見せつける。レースの途中にフェルディナンド博士のスタンドで恐竜にされて馬上でラリッてたかと思えばジャイロ・ツェペリ達を強襲し、仲間を踏み台にして崖を飛び越えるなど無情な判断力を発揮。さらに遺体の「左眼球」を手に入れた事によりフェルディナンド博士の恐竜化の能力を継承する。
スタンド使いになった後はジャイロに競争で勝ったり負けたり、大統領にマンハッタン島をせがんだり、砂男(サンドマン)を利用したり、(運命の糸があると一方的に想われてた)マジェント・マジェントを使い捨てたり、ウェカピポを騙したり、ホット・パンツを利用したりと大忙しである。目的も優勝賞金に加えて遺体のパワーを手に入れる事になっていた。やがてはホット・パンツと共同戦線で大統領と戦い、貫手を叩き込んで別世界からやってきた大統領達を倒すなど奮闘するが、あと一歩のところで列車に轢かれ戦死。
・・・と思いきや、これで物語から退場したと誰もが思っていた矢先大統領の最後の力によって別世界から愛馬と共に連れてこられる事で、誰一人予想していなかったであろうまさかの大復活を遂げる。そして彼の背後には誰も予想していなかっただろう、「あのスタンド」の姿が!
しかもレースがメインの本作では時空停止を利用した攻撃も、ナイフを投げる以外にも「進路上にワイヤーを張り巡らせる」「ガソリンをぶちまけ、点火したマッチをばら撒く」などパワーアップしている。しかし停止した時空の中でもジョニィのタスクACT4はDioを戦慄させるには充分な力を見せ付けた。
こうして、別世界から召喚される形で復活を遂げたDioは大統領に代わり聖人の遺体を巡って、最後の攻防を繰り広げた。その末、最後は自分の右足を代償に「タスクAct4」の無限の回転力をジョニィ自身へ返す事で勝利を収め、 大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」優勝という栄誉を飾るのだった。
そして、大統領の遺言に従いコンプリートした聖人の遺体を全て地下シェルターへと収める事で一時は名実共に Dioが世界の頂点に立ち完全勝利に終わった、と思われたが、最後の仕上げに一連の事情を知っているスティール夫妻を始末しようとした折にルーシーが抱えていた「列車事故の現場から持ってきていた、この世界のDioの遺体(頭部)」を見て逃亡を図るも右足を失っていたため満足に逃げる事もままならず、違う世界のDio同士が接触した事で頭部が破壊され死亡。さらに列車事故の現場のそばでレースに登録されていたこの世界のDioの馬が発見されたため(馬を交換したとみなされ)本人行方不明のため弁明の無いままルール違反で『失格』とされ優勝も取り消しになってしまった。
最終的にスティール・ボール・ランの優勝者はポコロコとなり、無限の回転を返され消滅の危機に立たされたジョニィはスティールの助力によりレース失格(他者の馬に騎乗したため)となる代わりに無限の逆回転を自分へ撃ち込む事で復活を果たし、最後は無事に帰る事となった。
馬の名前の由来は、アメリカのミュージシャン「Bob Seger(ボブ・シーガー)」のバックバンド「The Silver Bullet Band(ザ・シルヴァー・バレー・バンド)」より。平行世界が吸血鬼だった人間が吸血鬼に強いダメージを与えるとされる「銀の弾丸」の名前の馬に乗るのは、因縁を感じさせるものである。
スタンド能力
スケアリー・モンスターズ
- 【破壊力:B / スピード:B / 射程距離:D / 持続力:A / 精密動作性:C / 成長性:B】
- 元々はフェルディナンド博士のスタンド能力。人間や馬や虫やネズミなどあらゆる生物を恐竜に変え、その恐竜を駒として操る能力である。 恐竜の外皮には自己顕示欲の強いことにDioという模様が入っている。この能力で自身の身体能力を向上させるほか、恐竜の探知網をつくったり相手を恐竜のランプスタンドにしたりしている。また普段から自身も嗅覚が鋭敏になって動体視力も高くなっている。(静止視力は逆に低下している模様)胃石を飛ばす事も可能。人間を恐竜に変え自分の駒にする、自分の身体能力を上げるなど、第一部のディオの吸血鬼能力を彷彿とさせる要素のある能力。
THE WORLD(ザ・ワールド)
- 【破壊力:A / スピード:A / 射程距離:C / 持続力:A / 精密動作性:B / 成長性:B】
- 別世界からやってきたDioの、言わずと知れたあのスタンド能力。パラメータも同じ。詳細は「ザ・ワールド」の記事を参照。 なお、先述の「スケアリー・モンスター」の能力を持ったDioと区別する為、読者及びファンからは通称「世界Dio」と呼ばれている。
勝利の風はこのDioの関連動画から追って吹いている…
『関連静画』だ………オレは「関連静画」が欲しい………わかりやすいだろ?
おまえはこうするためにこの関連コミュニティに来たと考えろ 感謝するよ………ウェカピポさようなら
なあいいだろう!取り引きしようぜ!損はないだろォ!!オレに関連項目をくれッ!!
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