トロワ・バートンとは、アニメ「新機動戦記ガンダムW」の登場人物である。5人のガンダムパイロットの一人。声:中原茂
始めるか。オレの概要ショーを。
長い前髪が特徴的な、ガンダムパイロットの一人。トロワ・バートンと名乗っているが、これは本名ではない。元々は物心もつかない頃に傭兵部隊に拾われた名もない兵士で、10歳の頃からMSで戦場を渡り歩いていた。ガンダムヘビーアムズを整備していた際、オペレーション・メテオ発動直前に、地上に家族が居たドクトルSの助手と本来のガンダムパイロットの間で揉め事があり、その際に助手の衝動的な行為で殺害された本来のパイロットの名前を頂戴した。幼い頃からMSと戦争に関わっており、それ故にMS操縦技術及び状況把握能力は、5人のガンダムパイロットの中でも最高とする説もある。
運動神経がよく、高い運動能力を活かして地球ではサーカス団に潜伏していた。看板娘のキャスリンの相方を務める。一時期、記憶喪失になり戦争に怯えるようになるが、戦いに巻き込まれた際に記憶を取り戻している。上記の服装はサーカス団でショーを行うときのもので、ショーでは半分だけのピエロの仮面をかぶる。Endlesswaltzではマリーメイア軍に潜伏していたが、五飛に任務を妨害されてしまう。その後紆余曲折あってカトルからヘビーアームズを受け取り、デュオやカトル達と共に地上でマリーメイア軍と激闘を繰り広げた。
- 弾切れ王子。
- 記憶喪失といった長期離脱などもあり、彼の愛機ガンダムヘビーアームズは17話から40話まで一切登場していない。
- 片目が隠れるほどの非常に長い前髪が特徴。きれいなスネオ
- ガンダムパイロットの中でも特に面倒見がよく、人情に厚い。
- トレーズに敗れ自信喪失な状態の五飛にコーヒーをいれて慰める。
- 自爆したヒイロをサーカス団に連れ匿う。また、彼にヘビーアームズも貸す(しかもヒイロに合わせたビームサーベルの仕込み付き)。
- 本物のトロワを殺した男(ドクトルSの助手)が殺人の恐怖に震えるのを放っておけなかったため、ガンダムに乗る事を決意した。
- ゼロシステムにより我を見失っていたカトルを正すために、自らヴァイエイトもろとも爆発、宇宙に漂流し保護されるも記憶喪失になる。「あまり・・・カトルをいじめるなよ、ヒイロ」
- 上記の性格と技術、能力に加え、乗機ヘビーアームズの機体の特性もあって、他のガンダムパイロットと共闘するときはバックアップに回ることも多い。
特にカトルとは仲が良く、初めて出会った時から、カトルのバイオリンにあわせてフルートを演奏する等をはじめ、カトルが正気に戻るきっかけを作ったり、逆に記憶喪失になった際は心配し、謝罪の為にカトルがトロワの元に訪れている。
驚異的なバランス感覚
彼は劇中でサーカスのパフォーマンスとしてムーンサルト(後方二回宙返り一回ひねり)をして綱渡りの綱の上に着地するという大技をやってのけているが、彼はこのムーンサルトをなんとMS(ガンダムヘビーアームズ)でやってのける。無論モビルトレースシステムなどではなく通常の操縦システムで。
スパロボなどのゲームなどではたまに演出として再現されている。
また、左右の重量バランスの悪いヘビーアームズを、弾切れして武器を捨てた時のバランスを考慮し、あえてバランスの悪いままで使用している。
弾を一気に打ち尽くす戦い方を多用するのは、大量の弾幕による飽和攻撃で早期に決着を着けるためと、弾を打ち尽くすことで機体を軽量化させ、機体バランスを整えるため。彼が「弾切れ王子」と噂される所以がこれである。また、他のガンダムパイロットはオペレーション・メテオ参加に際して何らかの訓練を受けている中、一人だけ訓練無しで参加している事から、如何に兵士としても腕が立つかが伺える。
搭乗機:ガンダムヘビーアームズ、ガンダムヘビーアームズ改(ガンダムヘビーアームズカスタム)、ウイングガンダム、ウイングガンダムゼロ、ヴァイエイト、トーラス
なぜなにナデシコはやらないのか?
「スーパーロボット大戦W」の機動戦艦ナデシコとのクロスオーバーにて、なぜなにナデシコに興味をそそられ、以後この企画を楽しみにしている描写が見られる。
トロワ自身サーカス団に所属している事もあって、子供向けの行楽イベントとして企画されたなぜなにナデシコには、彼自身に惹かれる何かがあったのだろう。
おかげでスパロボWでの彼の戦闘BGMに、なぜなにナデシコを起用する輩が続出したのだが、これが思いもよらず違和感を感じさせなかったという…。
なんだ?俺の・・・動画か。
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