ハンター(バイオハザード)とは、バイオハザードシリーズに登場するアンブレラ社の生物兵器である。
概要
素体となった人間にT-ウイルスを投与し、爬虫類の遺伝子を混ぜて作り上げられたB.O.W。他のB.O.Wでは悉く知能の獲得に失敗していたが、ハンターは多少の知能を得ており簡単な命令ならこなす事が可能であった。そのためハンターは数少ない成功品として、様々な亜種が作られていく事となる。ちなみに素体の人間にはホームレスが使われ、行方不明者が多発したという。
ハンターの名前の由来は、同一個体と連携して獲物を仕留める姿が狩人に似通っていた事による。
連携が可能な知能、強靭な肉体、即死攻撃を含む多彩な攻撃などを駆使し、多くのプレイヤーを恐怖させた。
初代では試作品であるハンターαが登場。敵の対ウイルス装備や防護策への対抗兵器として開発され、しかも安価でクローニングが可能だった事から多数生産された。この時点で高い完成度を誇っておりドアを開ける知能を持っている他、俊敏な動きや高い耐久力、そして即死攻撃まで持っていた。
そんなハンターが、中盤からゾンビに代わって至るところに出現し始めるため、プレイヤーは凄まじいトラウマを植えつけられる事になる。ちなみに気温が一定以下になると活動を停止する。
3にはハンターβ、ハンターγが登場。
βの頭には肉腫のようなものが大量に発生しており、不気味さが増している。また利き手の左手が異様に肥大化しており、俊敏性はαを凌駕している。20体前後が実戦テストとしてラクーンシティに投入された。初登場時にはゾンビの首を刎ねている。
一方のγは両生類の受精卵に人間の遺伝子を組み込んで作られたため水辺を好む。目は完全に退化してしまっていて視野はゼロだが感知能力は高い。巨大なカエルのような姿をしており、口には歯が無い。そのため獲物は丸呑みにする(丸呑みにされると即死)。両生類が基になっているためか乾燥と直射日光に弱い。ちなみにラクーン病院には素体として病院関係者に捕獲された個体がいる。
アンブレラ社以外にも、様々な対抗勢力がハンターに目を付けて独自に開発している。
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関連項目
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