ビッグモーター(BIGMOTOR)とは、中古車販売の大手企業である。
概要
1976年に山口県岩国市で「兼重オートセンター」として創業し、1980年に社名を現在の「株式会社ビッグモーター」に変更。
2005年~2016年に関西でハナテン中古車センターを運営する株式会社ハナテンを買収し吸収。 全国展開を加速し店舗を急激に増やしている。
2024年5月に事業を継承した新会社「WECARS」と、件の不祥事に対する損害賠償・訴訟などに対応する「BALM」に分割され、各店舗の看板も徐々に取り換えが進んでおり、近い将来「BIG」という名前を目にすることはなくなるかもしれない。
不祥事
以下に挙げる不祥事は、ほんの一例に過ぎない。なぜなら、不祥事が次から次へと出てきて、執筆が追い付かないからだ。Wikipedia見た方が早い。Wikipediaへのリンク
自動車保険の目標未達で「罰金」
2016年末、ビッグモーター社内で自動車保険の月間目標を達成できなかった店の店長が、目標を上回った店長に現金10万円(以前は青天井)を自腹で支払う慣習があると産経新聞が報道した。取材に対し、ビッグモーター側は「分配について社内に規定はなく、会社と関係なく店長間で慣習的に行われていた」「会社からは一切強制していないため、違法性はないと認識している。拒否できない空気があったのであれば、会社として配慮すべきだったかもしれない。不満がある店長がいるくらいなら、(現金授受を)やめればいいと店長側に伝えた」と話した[1]。
しかし翌年、上記の慣習について同社の兼重宏行社長が指示していた可能性があり、組織ぐるみだった疑いがあるとの報道がなされた。 兼重社長名義の社内メールでは、「保険選手権大会に関して」とのタイトルで「罰金を払うということは、店長としての仕事をしてないということだ!」「罰金を払い続けて、店長として(中略)恥ずかしくないか!」などと記載されていたという。これについて労働問題に詳しい弁護士は「メールを見る限り会社側の関与は明白で労働基準法16条に違反する可能性がある。また、給与以外に収入がある仕組みは税法上の問題が生じる恐れもある」と指摘した[2]。
ナンバー無しで公道走行
2022年、各地の店舗で自社のロゴ入りプレートなどを付けたまま公道を走行していたことがSNS上で話題となった。これについて元従業員からは「ビッグモーターはディーラーナンバーなんてそもそも取得してないですよ。全国300店舗のうち、ほとんどが取得してないと思います」「誰かに何か聞かれたら『大丈夫です。ちゃんと手続きしていますので』と言って逃げろといわれていました」との証言があった[3]。
関連動画
関連生放送
関連商品
ビッグモーターに悪用されないように撤去ニコニコ市場が終了したため削除しました
関連リンク
関連項目
- 自動車
- 除草剤
- パワハラ
- 器物損壊罪
- 株式会社武蔵野 ― ビッグモーターは株式会社武蔵野のコンサルティングを受けていた。
- 教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑 ― 副社長が社内LINEにて発言したものの一部。
- ゴルフを愛する人に対する冒涜ですよ - 社長が会見で発言したものの一部
脚注
- *中古車大手ビッグモーター、営業成績で現金やり取り 店長たちの「慣行」、会社側「違法性ない」産経新聞
- *店長に「罰金」社長が指示か 慣習と説明も社内メール記載 ビッグモーター社保険ノルマ産経新聞
- *中古車販売の「最大手」に何があった!? 「ナンバー未掲出」「保険金不正請求」が問題に!? 世間が驚愕した実態とはくるまのニュース
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