ブラックビスケッツとは、音楽ユニットである。通称ブラビ。
ここでは、ポケットビスケッツ同様にニコニコ大百科的に解説します。
概要
日本テレビ系バラエティ「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」から誕生した音楽ユニットで、
ポケットビスケッツの対抗馬として作成された、演出上では千秋が売れて悔しいビビアン・スーのわがままから始まった。このユニットが出来てから、ポケットビスケッツと毎回シングルを出すたびに対決になっていった。
当初はポケビの活動を妨害するために結成された文字通りの「悪役」だったが、シングルを出す段階になるまでにその位置づけは徐々に変化し、「正義(ポケビ)」vs「悪(ブラビ)」から「王道型(?)ヒロイン」vs「ダーク(悪役風)ヒロイン」のダブルヒロインの構図に変化、「Timing」を出す頃にはポケビと遜色ないほどのファンを獲得するまでに至った。ちなみに、その「Timing」は200万枚を売り上げた。(これは番組発グループとしてはポケビのYELLOW YELLOW HAPPYを上回る最大のヒット作である)
ビビアンの知名度を生かし台湾でも活動。「STAMINA」の発売も台湾の方が早かった。日本と台湾の友好関係強化に一役買ったユニットでもある。
メンバー
- 初期メンバー
- 追加メンバー
- ケディ
ポケットビスケッツとの違い
ポケビとの最大の違いは、あまり演奏は行わず(南々見のサックス程度)、メンバー全員がダンスを踊る「ダンスユニット」であることである。「ウリナリ!」の本放送では、楽器の演奏に四苦八苦するポケビのTERU・UDOと同様、ブラビのメンバーもダンスを覚えるべく努力する場面が多々見られた。
また、デビュー作から男性メンバーも歌唱パートが存在していることも楽器メンバーとのパートチェンジ以外でボーカルの存在しなかったポケビとは一線を画していた。
これは「楽器が弾けないため」と言うよりは「ポケビとの路線の違いを明確にするため」であると考えられる。このため、スタッフもポケビが爆風スランプのパッパラー河合を筆頭としたロックバンド傾向が強かったのに対し、ブラビでは中西圭三(代表作ZOO「Choo Choo Train」などダンスの名曲を数多く手がけている大御所作曲家)をメインに据えて「歌って踊れる」というのを重視している。
なお、南々見のサックスは元々別ユニットの「天然ブラザーズ」において『めいほう高原音楽祭』に出演するため(曲目はジャズの名曲「テキーラ」)、日野皓正クインテット直伝で習得したもので、後に“ザッツウリナリテイメント”で演奏した「Happy Xmas(War Is Over)」でも曲の始まりのサックスを担当している。
また、ポケビの「Yellow Yellow Happy」のPVではメンバーがCGになっていたが、ブラビの「STAMINA」ではメンバーが粘土製のキャラクター(いわゆるクレイアニメ)になっている。このクレイアニメによる演出は後のPVにも引き継がれた。
なお、同一番組出身グループでありながら、ポケビは東芝EMI、ブラビはBMG JAPANと発売元も異なっている。(番組内ではEMIに売り込みに行った際にポケビに阻止される一面が描かれていた)
発行シングル / アルバム
関連動画
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関連項目
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