もしかして→孫
マゴとは、日本のプロ格闘ゲームプレイヤーであり、2D神(自称)であり、ポルノデザイナーである。
概要
ストリートファイターシリーズを中心に活動する著名格闘プレイヤーの一人。元Gamer's VISIONの店員である。
家庭用スパIV(xbox360)特別称号「天下布武」保持者。
スパIVAE「Ultimate Master」(アルマス)初代保持者(世界初)。
名前の由来は自身の特徴である「アゴ」をエントリーネームで使用していた所、アーケードゲーム専門誌Arcadiaの記事にて「マゴ」と誤植されたのをきっかけとし、それから使うようになったと顔TVで明らかにした。
カプエス2、カプコンファイティングジャム、KOFXI、北斗の拳と多くの2D格闘ゲームで優秀な成績を収めている。特にストリートファイターIVにおいては2010年9月の時点でBP70万アパカを越えるぶっちぎりのBPを誇った。また2009年には、強豪プレーヤーが名を連ねた「GODSGARDEN」#1で優勝を飾った。ストIVにおいて、日本一と言ってもいい実力と実績を持っていると言えるだろう。
スパIVに移行した2010年には、アジア諸外国の著名プレイヤーが勢ぞろいした「Fighting Spirits 2010 スーパーストリートファイターIV アジア最強決定戦」、トッププレイヤーが名を連ねた「GODSGARDEN Online #2」でも優勝し、まさしく「アジア全一」として君臨。
さらに2011年には、前年末より稼動が始まったスーパーストリートファイターIV アーケードエディション(スパIVAE)において、全国でバトルポイント上位一名に与えられる「アルティメット・マスター」を最初に獲得した。
招待選手として参加したBeat By Contest(スイス)では、前日にはしゃぎすぎて3mの高さの城門から飛び降り、着地の衝撃で腰に激痛が走り、およそ30分間も動けないほどであった。しかしその後の大会にはそのまま出場し、プロゲーマーときどと組んだチーム戦で見事準優勝を獲得。
日本に帰国後に診察を受けた所、第二腰椎圧迫骨折と診断された。一歩間違えていれば脊髄損傷もあり得た大怪我でありながら、手負いであっても本領を発揮するその姿は、まさに「2D神」の呼び名に相応しいと言えるだろう。
2011年からはアメリカの周辺機器メーカー「MadCatz」とスポンサード契約を結び、プロ格闘ゲームプレイヤーとなる。2016年3月にて「MadCatz」との契約は満了となり、現在はフリーとして活動。長きにわたりストリートファイターシリーズにおけるトッププレイヤーの一人として、破竹の勢いで活躍を続けている。
人となり
2D神を自称するほどの、業界随一のビッグマウスでその名を轟かせたことで富に知られる。
彼が各所で放つビッグマウス振りは特に異彩を放ち、その様はあまり彼を知らないものにとっては「ウザイww」と映るかもしれない。特にビッグマウスが炸裂した際は、なぜか同時に周りの空気を読む能力の低下も発生するため(いわゆる『KY』)、そのウザさに拍車がかかることも多かった。
いや、確かにその口ぶりは時に激しくウザイほどの存在感を持つほどなのであるが、彼のキャラクターが成立しているのは、その口に違わない高いプレイ実績と実力、そしてあらゆる局面で発揮される緻密で理論的な戦術の巧みさが兼ね備わっているからに他ならない。事実、GODSGARDENを主催している総師範KSKが毎週Ustream.tvで配信している「顔TV」では、彼一流の全一クラスとも言うべき解説やアドバイスを自ら行っており、マゴの高い才能の一端を垣間見ることが出来た。
また、彼のビッグマウスはこくじんとの掛け合いでさらに味わい深いものとなる。
さらに、実はトークセンス・アドリブ力・文章力も、相当に高い。
トークセンスについては上記のビッグマウスなどが災いしているのか、これまではそのポテンシャルを垣間見ることは少なかったが、顔TVでは彼独特の流暢な語り口調と、「フォロー全一」とも呼ばれる周囲への配慮の高さを垣間見ることができるようになっていった。ニコ生やニコニコ動画のコメントでよく「マゴキャンww」「マゴ滑りまくりwww」などと揶揄されているのが嘘のようである。
アドリブ力については、関連動画にある「ハメコといっしょに「はじめてのびーとまにあつーでぃーえっくす」」や、ゲーム雑誌DVD・格ゲー系DVDにおいて、その空気を読んだ怪演ぶりを堪能することができるだろう。
そして、彼の隠れたもう一つの才能「文章力」は、マゴの旧ブログで確認することができる(一例とその続き)。現在のブログではその高い能力が鳴りを潜めているものの、顔TVにおける彼のトークセンスを目の当たりにすれば、その高いポテンシャルに納得できるだろう。
これらの彼が持つ高い能力は、現在彼がときどらと共に配信している「TOPANGA TV」で存分に発揮されている。
好きなものとして、「BOSS カフェオレ」を愛飲していることでも知られる。
その消費量の多さは常人の域を大幅に超えており、過去に参加し優勝を飾った「GODSGARDEN Online #2」では自宅にて大量のBOSS カフェオレを飲み倒したことを明かしている。
このことを知った、マゴの大ファンである原さん(格闘ゲームプレイヤー)が、マゴがNSB TVにゲスト出演した際に大量のBOSS カフェオレを進呈していたのは記憶に新しいところである。
HUNTER X HUNTERのゲンスルーに顔が似ているため、動画ではよく「ゲンスルー」とか「ボマー捕まえた」とかコメントされている。本人の前で言うのは(多分)失礼なのでやめたほうがいいが、本人自身もネタとして使っていることもある。
なお、ポルノデザイナーについては「2Dポルノデザイナー神マゴ」の項目を参照のこと。
「TOPANGA」結成
4月11日、マゴは自身のブログにてときどと共にUstreamにて配信を行うことをアナウンスした。
そして翌日の4月12日に配信が行われ、マゴがニャン師ら友人と共に新しい団体「TOPANGA」を結成したこと、4月23日に静岡でチャリティーイベントを開催すること、そしてそのイベントにときど、及びウメハラが協力することを発表した。
今後マゴはこのTOPANGAを軸に活動を続けていくものと思われる。
配信にはときどとウメハラも登場。イベントへの意気込みを語った。詳細については以下の動画を参照のこと。
MadCatzと契約、プロゲーマーへ
2011年6月12日未明。
ウメハラ、sako、サトシ、ネコハシ、梅園らが参戦した「Revelations 3」の2日目開催において、マゴはスパIVAEの個人戦に参戦。その第1戦において、マゴの名前が「TOPANGA.MAGO.MCZ」と表記された。
また同じタイミングでsakoのマネージメント担当であるakikiが自身のツイッターにてツイートを行い、「マゴがMADCATZでプロになりました!」と言明した。
Revelations開催前にMadCatzの名物プロダクトマネージャーであるマークマンが「Revelationsにて重大な発表を行う」と表明していたが、この「マゴ、プロ契約締結」こそがそのビッグニュースであった。
これにより、マゴはウメハラに続いてMadCatzと契約を交わしたことになり、ウメハラ、ときど、sakoにつづき4人目(板橋ザンギエフも含めれば5人目)のプロ格闘ゲーマー誕生となった。
主な大会戦歴
・Evolution 2003 カプエス2 第3位(E本田/春麗/ブランカ)
・Evo2003 ギルティギアXX 第4位(ジョニー)
・Evo2005 カプエス2 準優勝
・Fighting Spirits 2010 スーパーストリートファイターIV(Xbox360) アジア最強決定戦(カプコンKOREA主催)優勝(フェイロン)
・CANADA CUP 2010 スーパーストリートファイターIV 個人戦 準優勝(フェイロン/サガット/バイソン)
・CANADA CUP 2010 スーパーストリートファイターIV 団体戦 3位 Team Japan(ウメハラ/マゴ/Air(カナダ))
・闘劇04 カプエス2 優勝(C本田/サガット/ブランカ) 中卒DQNトリオ(金デヴ/サワダ/マゴ)
・闘劇05 Capcom Fighting Jam 優勝(かりん/アナカリス) 覇者(マゴ/ときど)
・闘劇06 KOF XI ベスト4(牙刀/クーラ/オズワルド)
・闘劇09 ストリートファイターIV ベスト4(サガット/春麗) 2D神道(マゴ/ネモ)
・闘劇10 ストリートファイターIV ベスト4(豪鬼/サガット/春麗) HEROES(ときど/マゴ/ネモ)
・Dream Fighter's Festival 2007 北斗の拳 ベスト4(ラオウ) 創世合体(KIン肉マンソルジャー/まご)
・GODSGARDEN #1 ストリートファイターIV 優勝(サガット)
・GODSGARDEN Online #2 スーパーストリートファイターIV 優勝(フェイロン)
・綾野杯5on5(関東) ストリートファイターIV 準優勝 バリアントナイフ(マゴ/ときど/ボンちゃん/ももち/金デヴ)
・名古屋ストリートバトル #1 ストリートファイターIV 優勝 マゴ(サガット)
・名古屋ストリートバトル #6 ストリートファイターIV 準優勝「国士無双」(マゴ/ボンちゃん/ネモ)
・名古屋ストリートバトル #9 ストリートファイターIV 優勝「大魔王」(マゴ/ネモ/蛇姫)
・名古屋ストリートバトル #11 ストリートファイターIV 優勝「OH MY GODS」(ときど/マゴ/ファビ夫)
・名古屋ストリートバトル #14 ストリートファイターIV 優勝「ぎゃす最強」(マゴ/静岡最強/ぎゃす)
・名古屋ストリートバトル #15 スーパーストリートファイターIV 準優勝「GODSGARDEN」(マゴ/ときど/ウメハラ)
・名古屋ストリートバトル #30 スパIVAE 優勝「Team MadCatz」(ウメハラ/マゴ/ときど)
・Shadowloo ShowDown 2010 (オーストラリア) スパIV 個人戦 3位(フェイロン/サガット)
・Shadowloo ShowDown 2010 (オーストラリア) スパIV 団体戦 優勝(GamerBee/マゴ)
※ 団体戦のプレイヤー表記は「GamerBee/マゴ/ペーパーときど」。ときどが所用で1日目のみの参加だったため。
・Beat By Contest (スイス・2011年) スパIV 団体戦 準優勝(マゴ/ときど)
・Revelations 3 (アメリカ・2011年) スーパーストリートファイターIV AE Edition 個人戦 準優勝(フェイロン)
・Shadowloo Showdown 2011 (オーストラリア) マブカプ3 個人戦 準優勝(アマテラス/マグネット/センティネル)
・Shadowloo Showdown 2011 (オーストラリア) スパIVAE 団体戦 優勝 Three kings(マゴ/ときど/GamerBee)
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