マテリアル・パズルとは、『月刊少年ガンガン』で連載されていた漫画作品である。作者は土塚理弘。
本編の連載は一旦休止したのち、作画に吉岡公威(※新人。のちに『ぐらんぶる』の作画を担当)を起用した第0章、『マテリアル・パズル ゼロクロイツ』を『ガンガンONLINE』で連載した。現在は『月刊モーニング・ツー』で本編の連載が再開されている。
概要
100余年前、ある惨劇に巻き込まれたことで、罪を背負い、不老不死の身体に魂を共有することとなった3人が、魔法という力と仲間達を得て、惨劇を起こした者との闘いに身を投じていくバトルファンタジー。章仕立ての長期に渡るストーリーと、ギャグありシリアスありバトルありのバラエティーに富んだ内容が特徴。(Wikipediaより)
作者が高校の時から温めていた作品。画力が低いのであまり注目されない作品だが、よく練りこまれたストーリーや登場人物の深い掘り下げなどからコアなファンが多い。またコマ割り、セリフ回し、ストーリー構成、ギャグ、戦闘描写、ネーミングセンス等の画力以外の技術は水準以上である。
2007年に第2章が終了した時、第3章が数ページのみ掲載後、唐突に「2008年4章公開予定」と発表され、読者を驚かせた。
しかし、数本の外伝の後に、予定を大幅に変更して第3章のごく一部を取りだした形の作品を短期連載。そして、更に予定を変更して、第0章となる『マテリアル・パズル ゼロクロイツ』の連載を開始。
また、『ゼロクロイツ』自体も、掲載誌を『月刊少年ガンガン』から『ガンガンONLINE』に移籍して連載した。
その連載終了後、『土塚理弘スタジオねこ』名義のTwitterアカウントでは古い原稿の紹介などはされつつも連載再開に関する情報はなかったが、2017年8月23日に発売された同作者の漫画作品『まんなかのりっくん』1巻にて『マテリアル・パズル 神無き世界の魔法使い』と題して連載準備中であることが発表された。『月刊少年ガンガン』での発表当初の「神無」は略称であり、『神無き世界の魔法使い』が正式名となる。
2018年1月16日には、『土塚理弘スタジオねこ』Twitterで「再始動計画」というツイートとともに、モーニングコミックスよりKindle版の1巻~8巻が1月23日に発売されることが宣伝された。そして、『月刊モーニング・ツー』にて1月22日発売の3月号には読み切り掲載され、5月22日発売の7月号より100ページ超えのボリュームで連載再開された。
- 第0章・ゼロクロイツ
- プロローグ(マテリアル・パズル1巻)
- 序章・大地の片隅の3つのかけら(マテリアル・パズル1巻)
- 第1章・大陸の魔法使い(マテリアル・パズル1~8巻)
- 第2章・眠れる城の王子様(マテリアル・パズル9~20巻)
- 第3章・煌めきの少年(マテリアル・パズル 彩光少年1~2巻)
- 第4章・神無き世界の魔法使い(マテリアル・パズル 神無き世界の魔法使い1巻~)
このほかにも、数本の外伝があり、『彩光少年』他、一部の単行本に収録されている。
ニコニコ動画ではファンのアニメ化計画によるMAD動画が投稿されている。
アニメ『バンブーブレード』に少しだけ登場しており、ファンとしてはぜひアニメ化して欲しいところである。
しかし、長きに渡って連載しているにもかかわらず、目立ったメディア展開はなく、今のところアニメ化の目処は立っていない。
魔法について
自然界を取り巻くあらゆるパワーや、生物を流れる霊気(オーラ)。
それらを司るもっとも根本的な単体エネルギーのことを「魔力(マテリアル・パワー)」と呼ぶ。
修行などにより、その魔力を自由に(さながらパズルのように)組み替えて、全く新しいエネルギーを作り出すことの出来る者達がいる。
そのようにして生み出された新しいエネルギーのことを、「魔法」あるいは「マテリアル・パズル」と呼ぶ。
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