さぁ、手をとって波打ち際に走り出そう~♪
パラソル、ヤシの木、かき氷~♪
君が居る場所、そこが僕の楽園~♪
レクター・アランドールとは、
いえ、実は私の名前は
「レク・タ~ランドール」と申しまして。
ですからそれは多分別人でしょう。
どうか私のことは、「レク」とでも
「タ~ランドール」とでもお呼びください。
……レク・タ~ランドールとは、日本ファルコム製作RPG『軌跡シリーズ』に登場するNPCである。
ほ~お、あれがウワサの概要、ね。
性別:男
職業:元・リベール王国ジェニス王立学園生徒会長、現帝国政府・二等書記官『大尉』、《鉄血の子供達》
二つ名:『かかし男(スケアクロウ)』
初出は空の軌跡the3rdだが、その時系列から空の軌跡FC以前にリベール各地で暗躍していたと考えられている。調子良くもうさんくささを欠かさない赤髪の青年。
今のところ、シリーズ重要人物一同の中で(空の軌跡をFC~the3rdを『英雄伝説6』、零の軌跡・碧の軌跡を『英雄伝説7』で一くくりに整理すると)タイトルチェンジごとに登場人物や作風が変わる中、全作品に出続けている稀有な存在の一人である。他には上司のギリアス・オズボーン、レクターが勝手にライバル視しているオリビエ・レンハイム、そのお守のミュラー・ヴァンダール、怪盗紳士ブルブランくらいか。まぁ、さすがのレクターもキョーワクコク編が出たら出番なくなりそーだけどねー♪
本人の性格は、面白全部と演技全部が混じり合っている、軌跡シリーズきっての道化および遊び人気質。さもなくばネタを挟まないと死んじゃう病にでも罹っているような男である。
かといって、シリアスシーンは空気を読んでまじめに状況や情勢を解説してくれたり、後述する台詞からわかるように私事では上司のオズボーンを不敬に扱っていたり、何より未だ誰にも「本音」を見せようとしないなかなか深い人物でもある。どんな行動一つにしても、必ずネタを挟んでくる辺り、とても軽い人物に見えてしまうのは致し方無し。実際軽いし。閃ではお前本当にレクターかと言わんばかりに大人しすぎたが。
このドラッグで読むと……(ネタバレが)見える!
- 空の軌跡FC以前、帝国からリベール王国のジェニス王立学園へ派遣され、諜報員なのに堂々と本名で活動。他の立候補者達を蹴落として(それが比喩か(物理)かはさておいて)生徒会長を拝命する。
- 学園の規則や各所を面白おかしく改変しまくった(ギリギリで生徒会メンバーが踏みとどまらせていたので、改『悪』まではいかなかった)。
- あ、ルーシー先輩こっちです! レオ先輩そっちから回り込んで! → あれ? どこ行ったの? → 俺はここだぜぇ~♪ が毎日の恒例行事だった。この頃から諜報員として『逃げ』の才能は相当だったと思われる。
- 他にも、生徒会の仕事をしている最中でも筋道を堂々と外れたり、学生賭博したり、先生をからかってトラウマを植え付けたり、……もうやりすぎである。それでいて、生徒の支持を得るための手は尽くしていたのだから、この男……
- これら好き放題やって自主退学。諜報活動に何らかの区切りがついたということだろうか。とはいえ、多くの者を悲しませたことはわずかながら後悔している模様。
- 空の軌跡the3rdの扉エピソードで、クローゼの追求に白を切るも、根負けして真偽は定かでないとはいえ、貴重な本音の吐露をする。最後の最後で下記6.の発言と彼女を介したオリビエへの諫言をする。
- 上記エピソードで「俺以上のアホ」を知ってしまったせいか、零の軌跡ではどこからどう見ても浮かれ気分の観光客の格好でウクレレを弾きながら冒頭の「パラダイスミ☆」なるものを歌うわ、オズボーン同盟先のハルトマン議長邸で金魚を釣るわ、その金魚を「クロ」と勝手に名付けた猫に与える、(キリッ)、いつの間にか知り合ったディーター・クロイスと楽しく談合している、etc……空の軌跡以上に好き放題やりすぎであった。
- 閃の軌跡の裏舞台である碧の軌跡では、帝国政府と契約してオズボーンの護衛任務に就いていた「赤い正座」の表事業・『クリムゾン商会』のサポート、クロスベル国際通商会議に宰相の書記官として出席、それ以外にも諜報活動色々。
- 閃の軌跡では、むしろ暴走キャラはミリアムに移行したのもあって、彼女のアガートラムの秘密を含めた様々な情報統制やノルド高原の代理調停、《C》の正体解明など、口回しは相変わらずながらもシリアス的な暗躍の方が目立つ結果となった。
……これらから見るに、果たして敵なのか味方なのか、いまいち判断に悩む人物でもある。オズボーンを嫌っているのは確かなようだが……
格言(笑)録
- 俺と一緒に青春の汗を流さないか!?(棒読み)
- このアングルで立つと……見える!
- やれやれ、世話が焼ける奴だなァ……。
- 結局、自分が何のために怒ってるのか分からんわけだ。もつれた糸と同じ……根本を解かにゃ絡まる一方だぜ。
- ふはは、愚か者どもめ。フン、己の思慮の浅さを悔いながらそこで朽ち果てるがよいわ。
- ……別にオレには、なりたい自分なんて無いからな。ただ面白そうって理由だけで、あのオッサンに付いてるだけさ。王立学園に入る前からな。
- ――ま、勝負は時の運。アンタの運もここまでだったってことサ!(キリッ)
現在、他にも調査中。要らない、と思ったら消しても問題ありません。
関連動画
「おっさん、いい年してずいぶんノリがいいじゃねぇか? なぁ?」
関連項目
- ファルコム
- 英雄伝説
- 軌跡シリーズ
空の軌跡FC、空の軌跡SC、空の軌跡the3rd
零の軌跡
碧の軌跡
閃の軌跡 - 森田成一
- ネタを挟まないと死んじゃう病
- クレア・リーヴェルト、ミリアム・オライオン ← 鉄血の子供達
- クローゼ・リンツ ← 元・後輩
- ギリアス・オズボーン ← 喰えないオッサン
- クロウ・アームブラスト ←似たような境遇(ネタバレ注意)
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