レジ袋有料化とは、2020年に経済産業省と環境省が取組開始したレジ袋を有料化する制度である。
概要
2020年7月1日、全国一律でレジ袋を有料化する取り組みが開始した。目標として、数年前より問題視されている「プラスチックごみ」の削減を掲げている。
この取り組みは環境に優しいとされる生分解性のものやバイオマスレジ袋の使用を推進するものである。
だが、何故か国内のマスコミは「無料だったレジ袋の有料化を義務化」というセンセーショナルな部分のみを取り上げ、この制度の目的そのものや有料化対象外のものについて触れるようなものはほとんど無かった。また、言わば若造である小泉進次郎氏を叩くような報道が多く見られた。そもそも制度が開始したのがたまたま任期中であっただけで小泉進次郎氏はこの施策立案には関わっていない。
また、イオンのようにこの制度より前[1]から有料化しているところは別として、日本国内の殆どのスーパーやコンビニエンスストアでは既に有料化対象外のレジ袋を使用しているにも関わらず便乗で値上げしたり、この制度とは何ら関係のない紙袋を有料化する(経産省の当該HPでもはっきりと対象外と記載されている)など消費者を馬鹿にしたような対応を取る店舗が増えている。一応、今も一部のローカルスーパーやドラッグストアなど無料で提供している店舗もあるにはある。
その後、2021年10月に再組閣が行われたが、有料化対象外なことを知らない、もしくは意図的に無視しているマスコミや消費者が「この期に制度を廃止してくれ」とする声が上がっている。
前述の通り制度上でも前からスーパーやコンビニのレジ袋は有料化対象外であるし、制度を廃止したところで有料化に便乗したような店舗が無料化するとはとても思えないのだが。
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関連項目
脚注
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