一世風靡セピアとは、1980年代に活躍した男性路上パフォーマンス集団・劇男一世風靡の派生ユニットである。
メンバー・旧メンバー
- 小木茂光(おぎ しげみつ):リーダー
- 哀川翔(あいかわ しょう)
- 柳葉敏郎(やなぎば としろう)
- 西村香景(にしむら かけい)
- 春海四方(はるみ しほう)
- 松村冬風(まつむら ふゆかぜ)
- 武野功雄(たけの いさお):旧メンバー。1985年に脱退。
概要
劇男一世風靡の上の立場にいる人間が「この中で歌をやりたい奴は手を挙げろ」と言ったところ、上記の七人が手を上げ、一世風靡セピアが結成された。
1984年4月25日に2万枚限定で「今、我に正直に生きてみたい」というポスターでデビューし、レコードデビューする。「前略、道の上より」や、魁!!男塾の主題歌「汚れつちまった悲しみに」といったヒット曲を出したが、1989年に解散。
また、上記のメンバーを見て分かる通り、旧メンバーの武野功雄を入れた七人を見ると、西村香景と松村冬風を除く5人が現在も俳優として活躍している。
また、哀川翔の付き人だった中野英雄や勝俣州和は、よく一世風靡セピアのメンバーと間違われることがある。正確には中野と勝俣は劇男一世風靡のメンバーではあったが、セピアのメンバーではない。
劇男零心会
劇男一世風靡の前身となったのが、劇男零心会である。劇男零心会は1982年に、哀川翔、小木茂光、松村冬風らが所属していた東京ビクトリークラブと平賀雅臣(後に、劇男一世風靡団長)らが所属する芝居勢力が合併してできた男性路上パフォーマンス集団である。
某芸能事務所と契約を交わすも、1983年に路上パフォーマンスを否定する芸能事務所と契約を打ち切り、劇男零心会は分裂。「劇男零心会」をそのまま名乗るグループと、そうでないグループに別れ、そうでないグループが後に名乗ったのが「劇男一世風靡」である。
劇男零心会には風見しんご、野々村真、羽賀研二が所属していた(内、何人かは一世風靡のメンバーと勘違いされる、もしくは誤解を敢えて避けて元メンバーと名乗っていた)。
また分裂後の劇男零心会には保阪尚希(旧名・保坂尚輝)が所属しており、1983年から1986年まで所属していた。
1986年にはテレビ朝日系列のテレビドラマ「ザ・ハングマンV」の主題歌「ズンドコ節(A面・零心会のズンドコ節/B面・風太郎節」をリリースしている。
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関連項目
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