住吉千里(すみよしちさと)とはspritから発売されたPCソフト及び角川ゲームスで発売されたPSPソフト、そして
TVアニメ化された恋と選挙とチョコレート」の登場するメインヒロインである。
また、fairysから発売中の「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」にも登場する。
ツンデレだのヤンデレだのメンヘラだの言われてますけど、これでもメインヒロインです、はい。
担当声優は
杜若桔梗(PC版)。
中村繪里子(PSP/TVアニメ版及び「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」)。
エンディングテーマは「a little love song 」。
自己紹介、私がショッケンの部長よ!
身長:158cm 体重:45kg スリーサイズ:B84/W56/H83。
高藤学園に通う2年生。主人公である大島裕樹の幼馴染である。
また、「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」では、ヒロインの一人である三谷歩夢の従妹。
歩夢にとっては千里は1コ年下である。
食品研究部(通称:ショッケン)において、枝川希美の指名で部長を務めている。
成績優秀・運動神経抜群・容姿端麗と3拍子揃いで、人気は東雲皐月に負けないほど。
大島裕樹の住んでいるマンションとはお隣どうしであり、よくバルコニー越しから裕樹の家に入り込んでくる。
しかも突然抱きついたり、あんなこともこんなことも...傍若無人な所があったりもする。
バルコニーから入ってくるだと...。これが桜井梨穂子ならはまっていた...。
選挙戦においては裕樹の選対本部長を務め、様々な分野で活躍する。
勝気でわがままな性格ではあるが、差別や不正は認めない性格。思い立ったら気が済むまで突き進もうとする所は、時に周辺から止められることもある。
裕樹や青海衣更と違い料理が全く駄目で、成功しても周りが食べるのを躊躇してしまうほど。
(ちなみに木場美冬もあまり料理は得意ではないと言っている。)
そして、よく板チョコを買いに出掛けるが過去のトラウマで食べる事が出来ず、とある土曜日、裕樹に半分あげている(この件に関してはネタバレのために、概要にて後述します)。
そして・・・(下記をドラックして下さい)。
ゲームをプレイするにあたり、住吉千里は避けては通れない強制ルートであり、彼女のルートをクリアして、
初めて彼女以外のヒロインを攻略する事が出来る。しかも、他のヒロインでも千里が絡んでいるイベントは
なぜか、オートスキップが出来ない。ちなみに、千里ルートそのものはオートスキップ不可の部分が3つもある。
ちなみに、電撃G'sマガジン誌・電撃HIME誌合同のTwitter第1回人気投票ではもちろん1位!
誰に言われようが、メインヒロインなんだからね!
しかもspriteの公式で彼女のTwitterまであるから、ぜひフォローしてね!
ふ~ん、私と裕樹のこと、知りたいんだ...。(PC版での概要)
千里の過去と裕樹との出逢い
幼い頃の住吉千里、そして彼女のトラウマ
千里には、元々両親と、そして...弟の大輝くんと4人家族。
千里と大輝はいつも仲良し姉弟でチョコレートを半分に分けあって食べるほどであった。
そんなある日...姉弟は些細な喧嘩をした。普通なら仲直りできるレベルの喧嘩なのだが...。
千里は、お姉さんであるため我慢を強いられる羽目になる。面白くなかった千里は、買い物の時に大輝がおねだりしたチョコレートを拒否した。実はチョコレートは姉弟半分ずつ食べる決まりだったので、どちらかが拒否すれば買う事が出来なかったのだ。そして―悲劇は起こった。
買い物帰り...千里の目の前で弟の大輝が車に轢かれて帰らぬ人になってしまった。
「おねえちゃんをひとりにしないで!」
千里は事故に一切絡んでいないが、弟が亡くなったのは自分の意地悪だということ、自分ひとりで
チョコレートを食べる事は、自分だけ生きて幸せを感じる後ろめたさと罪悪感に苛まれる事なのであった。
これが、千里がずっと抱えてきたトラウマである。幼い心に強烈なストレスがかかり極限状態になろうと
した瞬間にひとりの幼い男の子と運命的な出逢いを果たす...。
大島裕樹との出逢い
大島裕樹は母親の仕事で保育園、千里は幼稚園に通っていた頃、2人は出逢った。
この時は2人、家がお隣どうしだったが警戒状態だった。そんなある日のこと...、
幼い裕樹はある日の朝、保育園に行きたくないと泣いていた。そんな時、隣の家から出てきた千里は
半分のチョコレートを渡して裕樹に食べさせた。とある事情でチョコレートを食べない千里はチョコレートを泣きながら食べる裕樹を見てとても喜んでいた。(*映像の方はアニメ版10話にて)
それから二人の距離は急激に近づいていく。裕樹の家に家政婦がいる時は保育園から早く帰る事が出来たので、裕樹と千里はよく遊んでいた。そして定期的に千里は裕樹に半分だけのチョコレートを渡し、裕樹は食べていた。裕樹は千里の笑顔を見る事が出来たので、必ず食べていた。しかし裕樹が突然食べないと千里に言った途端、トラウマが発露してしまう。泣きじゃくる千里の姿に驚いた裕樹はすぐに謝り、チョコレートを食べた。
そんな裕樹が、残り半分のチョコレートの行方を知ったのは暫くしてからの事。
残りのチョコレートは千里の部屋にある、亡くなった大輝の写真の前にお供えしていたのである。
そして、下の学校からは木場美冬との出逢いがあり、裕樹、千里、美冬は仲良く学校に登校する日々。
また、学力レベルが高い高藤学園の受験を避けようとした裕樹に無茶ぶりで受験させて見事合格。
3人は一緒に高藤学園に入学する事が出来た。
高藤学園での千里と裕樹
裕樹が選挙に出馬~予備選まで
自治生徒会の会長選挙が始まろうとしているころ、東雲皐月はマニフェストに「食品研究部の廃止」と表記されていた。なんとしてでも部の廃止を避けたい千里は、裕樹に無茶ぶりで選挙の出馬を要請したが、裕樹は逃げ出してしまう。そんな中、裕樹は現生徒会長の毛利夜雲や青海衣更のアドバイスを聞き、一度は逃げ出したものの、部員内選挙を経て生徒会長選に立候補する事になる。
千里は裕樹の選挙対策本部長を担当し、毛利夜雲のアドバイスの下で陣頭指揮を取り、裕樹は予備選にて当選する事ができた。
合宿での裕樹と千里
予備選挙が終了した後、千里の提案で2泊3日の合宿を行う事になった。
その頃、裕樹は一緒に買い物や料理をするうちに青海衣更と距離が近くなっていた。当然ながらその状況は千里にとって面白くはなかった。一緒に学園内の温泉に入っても何も起きず、2日目夜の肝試しでも千里はリアクションするが何もしない裕樹...。とは言えども、裕樹はある事情で千里には恋をしない事を心には決めていたのだが。
そして合宿最終日の帰り道に裕樹と千里の運命を変える事件が起きてしまう―
裕樹は経済特待生(ケートク生)の政策をマニフェストに盛り込もうとした。が、その事で千里と大喧嘩をする事に。千里にとってはショッケンの廃止を阻止するために裕樹を選挙に出馬させたが、衣更と一緒に選挙を共にするためにケートク生を何とか出来ないかと思い始めた。裕樹にとっての選挙はショッケンの廃止の阻止だけではなくそれ以上の事の考えが芽生えていた。ある意味視野の広くなった裕樹に対して、それがどう見ても衣更の事しか考えていないとしか思えない千里。そして2人は帰り道の横断歩道で喧嘩していると、飛び出してきた車に裕樹が轢かれそうになる。その瞬間、千里は「お姉ちゃんをひとりにしないで」と大きく叫び、収集がつかないぐらい泣き出してしまう。実は幼い時の千里は、弟である住吉大輝を自分の目の前で交通事故で亡くしていて、その事がフラッシュバックしてしまったのだ。
裕樹と千里の「恋」が芽生えるまで~そして、裕樹の「決断」
合宿が終わってから突然、両親や裕樹の母親公認で、千里は裕樹の家に住む事になった。
勿論、裕樹のベッドには必ず千里が入り、登校する時も常に手を握ったままであった。千里にとっては、轢かれそうになった事件以降、裕樹が「ひとりにしない」約束を破ったと捉えていた。そしてベッドの中でも弟である大輝の夢を見て枕を濡らしていた。
一方、裕樹は校内での演説や合同記者会見をスムーズにこなしていた。そんな時、千里は予算の削減をせずに生徒会の収入を上げる事を考えた。これが「8割規定」の撤廃である(後述)。しかし、このマニフェストはパンドラの箱を開けるような危険な政策として夜雲に止められそうになるが、それでも裕樹と千里は盛り込んだ(これが後に大きな事件に発展するのだが...)。禁断の政策に手を出した結果、夜雲は討論会の想定問答集を渡す事はなく、不利な状況に(千里ルートのみ想定問答集は渡されていない)。
そして、討論会2日前の土曜日。裕樹と千里は初デートに出掛ける。
木場美冬のお勧め映画を観たり、ファミレスで食事した後、千里は何か初デートの記念になるようなものを模索していた。
そんな時、裕樹の母親がよく仕事していた結婚式場の前での事―
ブライダルフェアを開催中なのに手違いでモデルが来れなくなった事を係から聞いた千里は思い切って裕樹とブライダル用のモデルになり、模擬結婚式に参加する事に(ゲーム内CGでも見られますが、千里のウエディング姿はアニメ版11話のエンドカードになっています)。そして裕樹はある事を思い出す―
それは裕樹と千里が幼い頃。裕樹の家政婦が結婚する事になり、披露宴での花束贈呈をする事に。家政婦は2人が「恋」をしている事、いつか2人が結婚したら自分も駆けつけるという約束を...。
幼い頃の裕樹は千里が好きだった。そしていつか結婚したい事を心の中で決めていた。その事思い出した裕樹は遂に本当の「恋」が芽生えた。千里に気持ちを伝えたいため、裕樹はある覚悟を決めた。
デートから帰った二人の夜。
裕樹は千里にチョコレートを食べるように言われたが拒絶した。その理由は千里は裕樹が好きだが、その中に亡くなった千里の弟、大輝の事が混じっているから。弟の事だけではなく、単に純粋に裕樹自身を見て欲しいとの願いだった(裕樹はこれを「2,5人」と例えている)。裕樹は大輝の月命日にお墓参りに行く事、何か千里の為に出来る事に応える事を決めていた。最初はただ泣き崩れるだけの千里。そして過去に元々モテていた裕樹の周辺を全部自分の為に潰したと告白。自分の事しか考えない酷い女なのに、それでも好きだという裕樹の気持ちに千里は遂にチョコレートを口移しで食べる事で応え、そして...。
本選挙まで
討論会のシュミレーション、そして討論会も無事済ませたものの、今度は「8割規定」の撤廃政策で何者かが嫌がらせを受ける事になる。嫌がらせをしていた者の正体は、「8割規定」の撤廃で恩恵を受けられなくなる「タコス」(高藤学園購買部)の連中。本選挙当日まで裕樹が車で轢かれそうになったり、嫌がらせにビラをまかれる事に。しかも...そのビラにはかつて高藤学園のOBであった千里の父親の名前が。
そして本選挙前、最終演説の当日―(以下はPC版での概要)
千里はタコスのおばちゃんに合いに行ったのだが、逆にさらわれてしまう。裕樹は最終演説前、脅迫電話でその話を聞き千里を助けに行く。最終演説が迫る中、絶体絶命の裕樹と千里だったが、元々嫌がらせを主導した犯人だと特定していた森下未散や他のショッケンメンバーの助けによって千里は解放、さるコンビの自転車テクによって2人はなんとかギリギリで演説に間に合った―。
ラスボスっておばちゃんだったの・・・。え、大沢ゆいなは?PC版では大沢事件の真相聞いてないよ。
選挙の方は善戦空しく落選したものの、なんとかショッケンの廃部は結果を出す条件で免れた。
そしてある日―住吉大輝の月命日の日、裕樹と千里はお墓参りに出掛けるところで物語は終わる。
他に聞きたい事はないの?
Q.ゲームで言ってる「8割規定」って何なの?
A.高藤学園のクラブは必ず「タコス」こと高藤学園購買部にてクラブ予算の最低8割を消化しなければならない。もしこのルールを破れば、来年度のクラブ予算が減らされてしまう。簡単に言えばタコスの利権を守るための規定であって、この規定にメスを入れる事はパンドラの箱を開ける行為。従って他の自治会長も出来なかった。実際「8割規定」を廃止しようとた会長候補が何らかの妨害に合い、辞退した事があったそうだ。
Q.その「8割規定」を変えようとしたきっかけは?
A.裕樹が経済特待生対策に奔走していた時の事...。
千里はタコスのおばちゃんからもらったポテトチップスの量がいつもより少ないと感じたことから。価格は同じだが中身が何枚か少ない事に気付いた千里が、自治会の予算を削減せずに増やす方法としてのヒントとして編み出したきっかけ。「8割規定」などの利権を精査して無駄な利権を排除してその分を自治生徒会の収入になれば経済特待生の負担を減らす事が可能というのだが...。
ちなみに衣更ルートでは、経済特待生制度(ケートク制度)を廃止して、自治生徒会が斡旋する仕事を解放してケートク生の仕事を減らしつつ、一般生徒のアルバイトとして盛り込めば自治生徒会の収入を増やせる事を考えている。
Q.予備選挙で千里はどのように「大島ロール」の付加価値を考えた?
A.千里とさるコンビがコスプレをして、「大島ロール」の価格+撮影会+お客さん(生徒)に食べさせる。
ちなみに千里はゲームでは初音ミク、アニメでは鹿目まどかのコスプレ。
Q.テレビ版でも千里が拉致されたけど、どうやって解決できたの?
A.裕樹は自治会長選阻止(本選で裕樹が演説出来ないよう)に動いた大沢ゆいなの電話で振り回され、千里を探すために走りまわっている時、三谷歩夢・奈々瀬奉莉・茂森真央・拝田希実花(以上、「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」のヒロイン)に会うのだが、裕樹の服装を不審に思った4人が奉莉のメールを通じて東雲皐月(奉莉の幼馴染)に、そして皐月の姉である葉月経由でショッケン全員に伝わり、居合わせた毛利夜雲が諜報網を用いて大沢ゆいなの行動を突き止めた後に、ロックゲートに閉じ込められた千里を裕樹が発見したという経緯です。さすが、ゲストキャラ!
Q.そう言えば千里の父親は高藤のOBですよね?タコスの人と何か関係あるの?
A.はい。実はタコスの社長と同期で、当時タコスの社長は生徒会長であり経済特待生の原型も作ったのが彼。そして、そのシステムの手伝いをしたのが千里の父親。
タコスの社長が大学を卒業してから数年後に起業しているが、経済特待生制度を作った実績で生徒会に絶大な影響を持っている。その力で生徒会に物品を卸すようになったのだが、この時にも千里の父親が関わっている。千里の父親の助けもあって企業も急成長を遂げたのだが、この時点で千里の父親を切ってしまったのである。従って、千里に「8割規定」の話題を持ち込まれる事をかなり嫌悪しているとの事。
「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」での概要
「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」では、三谷歩夢の従妹として序盤から登場。
三谷陸斗の父親、三谷直真が経営するイチゴ洋菓子店「een×vijf(エーンフェイフ)」で陸斗と歩夢の兄妹と一緒に食べる場面が見られる。
桜花祭において、「チャリティフェスタ」では陸斗が歩夢の事で相談を千里は受ける。
(以下はドラッグで反転)
歩夢は夢の中で「おにいちゃん」を求めている事、そして自分が歩夢を妹ではなく「弟」であると色々と陸斗は悩
むのだが、そんな陸斗に対して千里は、歩夢が何でも一人で抱え込もうとする部分があるとアドバイスを受ける。
それ以降、陸斗は歩夢に対する接し方をなるべく歩夢が自分を頼るように少しずつ変えていこうとする。実際は
三谷良子のアドバイスもあり、色々あって最終的には...陸斗と歩夢は兄妹どころか両親公認の恋人状態に。
また、「パフォーマンスイベント」の準備で歩夢の代わりに陸斗が夕食の買い物に出掛けた最中の事―
今度は幼馴染(本編に登場しない大島裕樹の事だと思われる)が風邪を引いて寝込んでしまい、彼を元気づける為に「een×vijf(エーンフェイフ)」の洋菓子を買いに出掛けた千里から陸斗に相談をする。その内容とは...。
(以下はドラッグで反転)
千里の通う学校にひとりの女の子が転校してきた。
彼女は病気のために1年留年した「女の子」で、千里よりもイッコ上―
病気が治ったとしても留年及び年上であったおかげで、クラスの周りから気を遣われ浮いてしまい、やがて腫れ
ものを扱うようにされた結果、学校を休みがちになってしまう。
そんな彼女に対しどう接していけば良いのか?と陸斗に相談をする。彼は普段の千里でいれば良いとの返答を
得る。
それから...千里は自分のクラスメイトにタメ口で接するようお願いした結果―
学校を休みがちだった「女の子」はやがて環境が変わったおかげで元気を取り戻す。
その「女の子」とは、千里を恩人として慕う「恋と選挙とチョコレート」のヒロイン、木場美冬である。
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