侍ジャイアンツとは、『週刊少年ジャンプ』にて1971年から1974年まで連載された原作:梶原一騎、作画:井上コオによる野球漫画、また、それを原作としたアニメである。
概要
川上哲治は悩んでいた。
V8を達成したものの巨人軍がよく言えば「紳士」、悪く言えば「小さくまとまってしまっている」事に。
「侍のような男が欲しい」
そこに若手の八幡太郎平が現れ「私の母校の後輩に監督の言葉に合うものが」と。
シーズンオフに彼の母校を訪ねると剛速球ではあるが超ノーコンの番場蛮と言う投手がいた。
しかし彼は「俺はオヤジを鯨に殺されたんだ。でっかい奴は嫌いなんだよ」
「野球で言えばあんた達巨人軍だ」「プロ野球にいけるものなら敵チームに入る」とまで言い放った。
しかし家庭の事情で高校を辞め「漁師」になると決めたその日に新聞記者・テレビ局が家の前に。
・・・・・話はここから始まる。
原作とアニメの差
原作では表面上は「巨人を中からぶち壊す」と口にはしていたが、内心は「男として認められたからにはやってやる」くらいな気持ちにはなっていたようで、紅白戦終了後、OBの金田氏にそれを見破られていた。
ノーコンも「猛特訓」の末に改善。
その後、自分の「身体能力」を補う為に「ハイジャンプ魔球」「大回転魔球」「ハラキリシュート」(これは魔球と言うより切れ味の鋭いシュート)を産み出す。
しかしオールスター戦でパリーグの野村監督に「捕手視点で考えたからこそわかった」というハラキリシュート打倒法によって敗れる。(ホームラン自体はセリーグで衣笠選手・明智学(原作オリジナル)によって打たれてはいるが。)
そして次に産み出した分身魔球は蛮の命を確実に削っていた。ここで負けるとV10は難しいと言う中日三連戦。
三連投の末、最後に絶叫と共にライバル大砲万作を打ち取り、捕手の八幡が駆けつけるとそこには仁王立ちで事切れていた蛮の姿が。
アニメではかなり途中まで「巨人軍をぶっつぶす」と広言していたが、「壁をぶち壊すほどの長嶋茂雄氏のパンチ」を受けた後、(まあそれが理由では無いが)巨人の選手として戦う決意をする。
原作に無い魔球として「エビ投げハイジャンプ魔球」「分身魔球・縦横」「ミラクルボール」がある。
アニメ版はメジャーNO.1のバッターを打ち取りシリーズMVPとなるハッピーエンド。
魔球
侍ジャイアンツと言えば、魔球ではあるが、原作とアニメでは登場しない魔球がある。
分身魔球はアニメ・漫画共に登場するが、「縦・横分身」はアニメのみ。
上記のミラクル・ボールは「番場蛮の魔球」を全て「混ぜた」前代未聞の野球である。
関連動画
OP・ED
魔球動画
BGM・予告
パロディ
関連静画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt