儿とは、人である。
漢字として
- 字源
- 人の象形。兄(口+人)や光(火+人)など、人の字の上に別の字を組み合わせるとき(つまり人が漢字の脚の部分に使われるとき)、この字形となる。
- 〔説文解字・巻八〕には「仁人なり。古文奇字の人なり。象形」とあり、人の異体字の一つとある。また「孔子曰く『人下に在り。故えに詰屈す』」と孔子説という形で当時の俗説を引用する。
- 音訓
- 読みは人と同じ。音読みはジン(漢音)。〔集韻〕はカイの音があるという。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 部首
- 儿は部首儿部を作る。部首としてはひとあし、にんにょうと呼ばれる。頭に何かを持っている人の象形字によく現れる。
異体字
互換文字
関連項目
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