北海道中央バスとは、北海道小樽市に本社を置くバス会社である。
概要
札幌市の路線の割合が大きいものの、歴史的経緯により本社は小樽市にある。ちなみに小樽市内の路線も多い。
北海道のうち、後志総合振興局北部(小樽市・余市町など)・石狩振興局全域(札幌市・千歳市など)・空知総合振興局全域(岩見沢市・滝川市)を中心に路線を持ち、さらに札幌市と北海道各地を結ぶ高速バスを運行している。
ここまで営業エリアが広いのは、第二次世界大戦中に日本各地のバス事業者を少数に再編するにあたり、上記の後志・石狩・空知にあるほとんどの事業者が1事業者への統合とされたためである。
- バスの車体の色は「白地に赤」が中心。
- 2000年代前半に札幌市営バスの路線の一部を移管されたため、札幌市内におけるバスに占める北海道中央バスの割合がかなり大きくなった。
- バス事業子会社は「ニセコバス」「札幌第一観光バス」「空知中央バス」の3社がある。このうち空知中央バスは、北海道中央バスの空知北部の路線を分離して設けられた会社である。
- ICカード乗車券「SAPICA」導入事業者であり、SAPICAならびに対応する10のICカードで乗車ができる(空知地区の一般路線や一部の高速バスは対象外)。「SAPICA」の記事を参照。
- かつては磁気式プリペイドカードを発行していたが、SAPICAの導入が進展したこともあり、2015年3月いっぱいで利用を終了した。プリペイドカードは自社で発行する「中央バスカード」と、札幌市交通局が発行する「共通ウィズユーカード」が利用可能であった。
共通ウィズユーカードは札幌市営地下鉄や札幌市電でも利用でき、地下鉄との乗り継ぎ割引が適用されるというメリットがある反面、札幌市外を通る乗車には利用できないというデメリットもあり、使い分ける必要があったが、SAPICAではそのような面倒なことはなくなっている。 - 空知地区の一般路線バスは、SAPICAが非対応のみならず、プリペイドカードも非対応であった(紙の回数券を発行している)。なお、空知地区の高速バスにはプリペイドカードが順次導入されており、SAPICAにも対応となった。
- かつては磁気式プリペイドカードを発行していたが、SAPICAの導入が進展したこともあり、2015年3月いっぱいで利用を終了した。プリペイドカードは自社で発行する「中央バスカード」と、札幌市交通局が発行する「共通ウィズユーカード」が利用可能であった。
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