- プロ野球選手一覧 > 小川亨
小川亨(おがわ とおる)とは、元プロ野球選手である。
概要
OB | |
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小川亨 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 宮崎県宮崎市 |
生年月日 | 1945年8月1日 |
身長 体重 |
173cm 73kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 左投左打 |
守備位置 | 外野手、内野手 |
プロ入り | 1967年 ドラフト3位 |
引退 | 1984年 |
経歴 | |
選手歴 監督・コーチ歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
宮崎商業高等学校へ進学。同期には高橋博士が、2学年下には水谷実雄らがいた。3年時には夏の甲子園大会に出場したが、2回戦で堀内恒夫擁する甲府商業に敗れている。甲子園大会終了後には高校日本代表としてハワイ遠征も経験した。
卒業後、立教大学へ進学。3年春にはチーム7年ぶりの優勝に貢献し、同年秋にはリーグ2位の打率.372を記録してベストナインに選出されている。
初年度から一軍に定着し、96試合に出場。打率.256、10盗塁をマークした。
翌1969年には長打力をつけ、自身初の二桁本塁打となる11本塁打を放つと、同年から1973年にかけて5年連続で二桁本塁打を記録。特に1971年にはキャリアハイとなる20本塁打を放ち、打率もパ・リーグ5位の.315をマークするなど、近鉄の中軸打者として活躍を見せた。
1974年には7本塁打と二桁本塁打に届かなかったが、20盗塁を記録し、初年度から7年連続で二桁盗塁を達成。また、オールスターゲームにも初出場を果たした。
1975年には出塁率.394をマークし、初の個人タイトルとなる最高出塁数のタイトルを獲得。また、同年は当時のプロ野球新記録となる180打席連続無三振の記録を樹立[1]、2年連続でオールスターゲームにも出場した。
1979年、打率こそ3割を下回ったが、12本塁打を記録するなど活躍。阪急ブレーブスとのプレーオフでは2本塁打を放つなどチームの初優勝に貢献。
1980年には自己最高の打率.323(パ・リーグ6位)をマークした他、守備面での活躍も評価されダイヤモンドクラブ賞も受賞。日本シリーズでは活躍して敢闘賞を受賞している。
引退後は古巣の近鉄やオリックス・ブルーウェーブでコーチを務めた。
オリックス退団後は解説者として活動しながら、中学野球の監督などを務めた。
人物・エピソード
巧みなミート力と粘り強い打撃で近鉄の主力として活躍した外野手。通算1908試合出場は近鉄球団最多記録である。
毎年100試合前後の試合に出場していながら最も三振した1970年で40三振、連続無三振記録継続中には空振りわずか2球のみという、空売り・三振をしない打者としても有名であった。
腰を極端にくの字に折り曲げる特徴的な打撃フォームから「くのいち打法」と呼ばれた。
愛称の「モーやん」は同じくモーやんと呼ばれたプロ野球選手の堀込基明に似ていたことに由来している。
朴訥とした風貌も特徴的であり、現役時代には農夫に扮してCMに出演したこともある。現在の趣味は家庭菜園である。
通算成績
打撃成績
通算:17年 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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NPB | 1908 | 6686 | 5762 | 820 | 1634 | 162 | 633 | 141 | 89 | 33 | 713 | 86 | 383 | 90 | .284 | .369 |
獲得タイトル・表彰
関連動画
関連項目
脚注
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