手越とは、名字・地名の1つである。
名字
「てごし」や「てごえ」と読むことが多い。全国でも100名程度とされており、珍しい名字である。
地名
- 静岡市駿河区の地名。市中心部から安倍川を渡ったところにある。読みは「てごし」。中世には東海道の宿駅として栄え、遊女もいた。足利尊氏追討の際には、新田義貞と足利直義がここで戦った(手越河原の戦い)。江戸時代には府中宿(駿府)や丸子宿にその役割を譲り衰退したため、東海道五十三次には入っていない。
- 茨城県笠間市の地名。JR水戸線が通っており、笠間駅と宍戸駅の間にある。また、国道355号も水戸線に沿っており、道の駅かさまが所在する。読みは「てごし」。
- 名古屋市緑区鳴海町の小字。面積が非常に狭く、2022年時点で建物は「ステーキのあさくま鳴海店」のみがある。読みは「てこし」。
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