旗取りとは、全国で行われている、翌年入学予定や未就学児のための運動会上でのプログラムである。「旗取り」という名称は福岡県のものであり、「旗取りしっぽとり」や、「旗取り競争」など、名称が異なるが内容は同じものが存在するようである。
概要
一般に、入場行進→放送委員による新入予定の名前紹介→かけっこ→旗(在校生の自作・おかし付き)をとって、元の場所に戻る→退場行進という流れで行われる。
運動会の際に、表から見える状態は、これで終わりである。
実務面からで言えば、市町村教育委員会より8月中旬に「翌年度の入学予定者名簿」を受け取った学校は、運動会が9月下旬~10月上旬開催の場合、8月下旬から9月にかけて、来賓への招待状発送と同時に、各保護者や各幼稚園・保育園への招待状を送付する。
そこから、各幼稚園・保育園に、「配慮すべき事項」や、いわゆる暴走万葉仮名系の「難読氏名」の読み仮名などの確認を行う。
なお、旗およびお菓子は毎年入学者が20名前後であれば2本、それ以上であれば、余裕を持って何本か用意しておく。
これは、「入学予定通知」や「保護者への案内」が届いていないが、当日「アポなし参加」の可能性を考えてのことである。
なお、この行事は10月や11月にある「就学前児童健診」に先立つ、新入学家庭と学校との初めての接点であるため重要な位置づけをされている。
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