東方魔地怪とは、うかんむり(動画投稿者)によって連載されている東方手書き劇場である。
東方を知らない人でも観れるようにキャラが初登場する時には(新・旧キャラ共に)簡単な紹介文が入り、
名前の無い旧作の中ボスにも解説が付く。
魅魔や夢幻館の住人などが普通に登場し、絵柄もまるっこい東方旧作調の物になっている。
(漫画家、竹本泉の画風が意識されているのかもしれない。)
・旧作キャラと現作キャラを馴染ませること。
・そして最低限原作の世界観を守ること。
事が作品のコンセプトになっている。
ただし、完全に原作標準というわけではなく、独自解釈・独自設定が少なからず登場する。
東方魔地怪<弐> ~Gathering.2
から魔界編・地獄編・幻想郷編とルート分岐して物語が進行している。
【第一話】 【最新話】
あらすじ
幻想郷の大結界が魔界と地獄から圧迫を受けるという異変が起こった。
魅魔はその力を感じ取り力の主と戦ってみたいと思い、力の発生源を探して出発した。
八雲紫はこの事態を重く受け止め霊夢だけでは異変を解決できないと思い、協力者を集めた上で解決に向かうように霊夢に言った。
四季映姫・ヤマザナドゥは異変に気づいて居なかった。
小野塚小町が呼んだ新聞の内容を聞き、異変が起こっている事を知り、八雲紫に詳細を確認しに行った。
登場人物
主な登場人物
・魅魔
博麗神社の神(祟り神)的な存在の悪霊さん。
幻想郷のものではない強大な邪気を感じ取り夢幻界に向かい、
幽香からその発生源が地獄であると聞き挑みに向かう。
・風見幽香
花を操ったり、誰彼かまわずいじめたりする妖怪。
東方二次の幽香では珍しく幻月を“様付け”で呼んでおり、幻月に頼まれ魅魔と一緒に地獄へ調査しに行く事になる。
【魔界編】
・霧雨魔理沙
何らかの理由(おそらく父親との揉みあい)で実家を出、魔法の森に住み着き、独自に魔法の修行を続けている魔法使いの人間。
文々。新聞の号外を見てやって来た。
魔界のほうが物が充実しているだろうという事で魔界行きを選ぶ。
魔界への入り口を封じる結界を解くのに時間がかかったため、霊夢に差に先を越されると焦り魔法で結界を強引に破壊する。
・十六夜咲夜
そこそこ謎に包まれた人物。
普段はナイフ投げと料理が上手なちょっと惚けた紅魔館のメイド長。
ついでに時間を止められる。
霊夢に進められて魔界行きを選ぶ。
・アリス・マーガトロイド
魔法の森に住む魔法使い。
色々知って居る事があり都合がいいという事で魔界行きを選ぶ。
玄武の沢にあった魔界への入り口を封じる結界を解いていたが、時間がかかったため短気を起こした魔理沙に魔法で強行突破されてしまう。
【地獄編】
・博麗霊夢
博麗神社の巫女。
幻想郷の大結界の管理者であり、異変解決の専門家。
紫の依頼で面子を集めて異変解決に向かう事になる。
アリスと魔理沙が魔界行きを選んだ事から地獄行きを選ぶ。
・魂魄妖夢
半人半霊の半人前の少女で白玉楼の庭師。(扱い)
ちなみに白玉楼は幽霊が白玉団子に似ていることからその名がつけられた。(ウソ)
幽々子に霊夢を地獄へ案内するように命じられる。
妖夢は地獄への行き方など知らなかったが、幽霊を観察しなんとか案内する事ができた。
・鈴仙・優曇華院・イナバ
狂気と暢気を持つ月のうさぎ。
戦闘中に性格変わったりする。
幻想郷と危機と聞いてやって来た。
魔界出張組が3人決まっていたので自動的に地獄出張組に組み込まれる事になる。
地獄の鬼に“地獄で暴れ回っている輩”と誤解された絡まれた妖夢を能力を使って不可視にして助けた。
【幻想郷編】
・八雲紫
すきま操る胡散臭い妖怪。
大結界の危機を察知し、霊夢に暇な連中を萃めさせ解決に向かわせる。
寝て居る時に映姫の気配を感じ逃げようとしたが間に合わなかった。
・西行寺幽々子
大人の魅力と少女らしい可愛らしさを兼ねた素敵な亡霊さん。
地獄からの邪気が冥界にも影響を及ぼす為、紫に協力し妖夢を霊夢と共に地獄へ向かわせた。
紫が映姫の説教を受けて居る間に逃げようとしたが失敗した。
・射命丸文
妖怪山の鴉天狗。
霊夢の紫と依頼で暇な連中をあつめる為の号外を発行した。
報酬に紫から人間をいくつか山に送るという条件で紫に協力している。
号外は手書きの丸文字であったらしく、霊夢に「ひどい字…」と言われてしまった。
・小野塚小町
幻想郷の人魂の渡しを担当する死神。
三途の川の霧が何時になく濃かったため、なんだか怖くて仕事をサボっていた。
・四季映姫・ヤマザナドゥ
幻想郷の死者の審判を担当する閻魔様。
今回の異変に関し紫と幽々子に連絡不備の説教をしに行ったが、
すぐに怒るから嫌だと言われてしまった。
その他の登場人物
・くるみ
湖の番人をしている吸血少女。
魅魔にスペルカード決闘を挑んだが、弾幕を出す前に平手打ちを食らい湖に落ちた。
ちなみに『くるみちゃんフワラー』なるスペルカードを使おうとしていた。
・エリー
異界の入り口を守る門番。
逆刃の大鎌を持つ。
魅魔に使い魔けしかけたが壊され。
弾幕勝負で投げた鎌を魅魔に奪われ、自分の鎌で殴られて倒された。
・エリーの使い魔
「東方幻想郷」3面中ボス。
鏡にコウモリの翼が生えたような外見をしており、非人間型。複数登場する。
大抵の妖怪たちを追い返してくれるらしいが、通りがかったチルノにあっさり氷漬けにされた。
エリー曰く、何年も前につくったものでガタついてるとの事。
・「東方幻想郷」4面中ボス。
名前も設定もない。
夢幻館に入ってきた魅魔を見かけると戦わずにすぐに逃げ、幽香に報告しに行った。
・サラ
魔界の住人の一人。
魔界の扉の門番を勤める。
アリスとは知り合い。
魔理沙たち3人を相手に戦うために仲間を呼ぼうとしたが、咲夜に捕まった。
アイキャッチ?
アイキャッチのようなタイミングで旧作キャラの解説と私的解が入る回がある。
東方魔地怪<四> ~Innermost world. 1
・博麗靈夢
博麗神社を一人で受け持つ楽天家で感情的な巫女。
生まれつき霊力はあるが修行不足。
東方魔地怪<伍> ~Innermost world. 2-1
・幽香
神社の周りに住む最強クラスの妖怪。
だが何考えてるのか分からない変な奴。
私的解釈 Not公式
元々、幽香は幻想郷に住んでいたが、夢幻世界を創造した 幻月・夢月姉妹に拾われ、人間界と繋がる門、夢幻館の管理を任された。(なぜか)
贅沢な生活もできて、暇つぶしに侵入者を倒したりできるので、満足していたが、ある時 霊夢が現れ、負けてしまった。
負けを認めたくなかった幽香は
今度は余裕で勝てるように強力な魔法を求め、自分の分身を残して勝手に夢幻世界を抜け出したのでした。(分身はすぐ誰かに消された。)
現在ではもう、初めから勝ったことにしている。
東方魔地怪<拾> ~Mystic world 3.
・霧雨 魔理沙
強い力に執着心を持つ自信家で努力家な魔法使いの女の子。
頭はいいが子供っぽい。
地理
・玄武の沢
魔界への入り口がある。
入り口は結界で封じられている。
・無縁塚
外の世界にも霊界にもつながりやすく、幽霊の通り道にもなっている。
例の通り道の空間を開ければ少し強引だが地獄へ行く事が出来る。
・顕界(現世)と霊界の境界
境界は神の管轄外であり、重力も空気も神によって生み出されている為、重力も空気も少ない。
・地獄
草木が茂り、川も流れており、幻想郷とあまり変らない。
ただし地面も川も空も赤っぽい。
・魔界
魔法のメッカ。
アリス曰く、観光業も盛んでそれなりに華やかな所…らしいが今は観光も見学も禁止されているらしい。
魔界に迷い込んだ人間が、建築様式を真似て外の世界の建物を作ったりしているらしい。
関連動画
【東方魔地怪】シリーズ
同作者の短編
関連コミュニティ
外部サイト
関連項目
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