「柴田賢志」(しばた けんじ)とは、東映のスーパー戦隊シリーズ第23作「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の「巽大門(たつみ だいもん)/ゴーイエロー」役で知られる元俳優である
概要
1999年に、東映のスーパー戦隊シリーズ「救急戦隊ゴーゴーファイブ」にて、優しさゆえに弱気になることもあった警察官の四男坊「巽大門/ゴーイエロー」役で出演し、大食漢で力持ちと言うイエローの系譜につながるパワーキャラでありながら、泣き虫で甘えん坊なところを自覚しており、三人の兄に負けないようにがんばる努力家ながら、牛乳を飲むと人がかわったかのごとく暴走し、番田流格闘術を用いて素手でサイマ獣を倒してしまうという多面性をもつ巽大門を好演した。
※巽大門は、巽兄妹の中では四番目の四男と言う設定だったが、演じた柴田賢志は巽兄妹を演じた5人の中で最年長である。
※次男の「巽流水/ゴーブルー」役の「谷口賢志」とは、名前が同じ「賢志」だが、柴田賢志は「けんじ」で谷口賢志は「まさし」と読む。
35周年を迎えたスーパー戦隊シリーズの中でも、
と3作の「VSシリーズ」に出演しており、「特捜戦隊デカレンジャー」の「デカブレイク/姶良鉄幹」役の「吉田友一」と並んで最多出演回数となっている。
の4作に出演しており、35周年を迎えた段階では単独で最多出演者となっている。
俳優活動と並行して「裸族」と言うバンドを結成して音楽活動もおこなっていたが、2004年頃より後述の理由により芸能活動を休止し、2007年3月31日をもって芸能界を引退した。現在は芸能活動休止中からはじめたブログにて日々の出来事やオリジナルの詩を公開している。
活動休止、そして引退の真相
『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の撮影が終了する間際の頃。右目に違和感を感じた柴田は病院へ。結果、脳腫瘍に侵されていたことが判明。それでも病を隠して撮影に専念するも治療に専念するために芸能活動休止。そのまま2007年には芸能界を引退せざるを得なかった。後に腫瘍は取り除けたが後遺症により右半身が麻痺の状態で言葉もうまく話せない状態となる。
不幸は更に続いた。当時、脳腫瘍治療の一環でステロイドを服用していたが、この影響で大腿骨骨頭壊死に侵されてしまう。この病は軟骨で被われた大腿骨頭[1]が血流障害を起すことで壊死[2]してしまう難病[3]。危険因子により、ステロイド関連、アルコール関連、そして明らかな危険因子のない狭義の特発性に分類されているのだが、柴田氏は比較的女性に多いステロイド関連であった。この病により両足にボルトが入り、障害者4級の資格認定を受ける。これが原因で職場でいわれのない差別にさらされる。
以上の経緯により、できるだけメディア出演は断り続けていた。ゴーゴーファイブ関係の仕事依頼も当時の姿を見せたくないという理由で断っており、この事が原因で関係者とは疎遠となった。
しかし、徐々に気持ちが前向きになったのか次第にブログ開設や詩人としての活動を行うようになり、横浜市内の幼稚園のスタッフ(補助員)に就職。ついには『爆報! THE フライデー』にてようやくゴーゴーファイブのメンバーと久々の対面を果たした。
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関連項目
巽家 |
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脚注
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