概要
氷見市 ひみし |
|
基本情報 | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、北陸地方 |
市役所所在地 | 富山県氷見市鞍川1060番地 |
市町村コード | 16205-1 |
面積 | 230.56km2 |
総人口 | 40,981人 (推計人口、2024年2月1日) |
人口密度 | 178人/km2 |
隣接自治体 | 富山県 高岡市 石川県 七尾市、羽咋市、羽咋郡宝達志水町、鹿島郡中能登町 |
市の木 | ツツジ |
市の花 | ユリ |
市の花木 | ツママ(タブノキ) |
能登半島の東側の付け根辺りにあるまち。
1952年(昭和27年)8月1日、氷見郡氷見町が同郡碁石村、八代村、余川村を編入・市制施行して発足した。
県の天然記念物にも指定されている唐島越しに見える、富山湾に浮かぶようにそびえ立つ立山連峰が市のキービジュアル。3,000m級の高峰から水深1,000m以上の海底谷へと落ちくぼむ特殊な地形が天然の生簀を形成し、湾には500種以上の海の生き物たちが生息する。
能越自動車道のインターチェンジとして氷見南IC・氷見IC・氷見北IC・灘浦ICがあり、石川県七尾市の七尾ICまで開通している。
氷見漁港で水揚げされるイワシやブリはブランド水産物となっている。特に冬に獲れる巨大な寒ブリは有名。その他では干し柿や氷見牛、タケノコ、サツマイモ、自然薯などが主な名産品。
大境洞窟住居跡は、縄文時代以降、人々が暮らしてきた痕跡がのこる洞窟。1918年(大正7年)に国内初の洞窟住居調査が行われ、土器や人骨などが発見され、当時大きなニュースとなった。
十二町潟水郷公園ではオニバスというスイレン科に属する1年草の水草の発生地であり、国の天然記念物に指定されている。
毎年4月中旬に上日寺で行われるごんごん祭りでは、集まった力自慢が、一分間のうち寺の鐘を丸太で何回つけるかを競う。江戸時代初期に雨ごいが叶った村人が鐘をついて喜びを表したのが始まりだという。
能登国の輪島そうめんをもとにつくられたコシが強くのど越しがよい氷見うどんや、沿岸部を中心に獲れるブリを使用したブリ大根、細切りにしたスルメイカを塩漬けにしてイカ墨とともに発酵させたイカの黒づくりという塩辛などが代表的な郷土料理。また、氷見カレーという煮干しを用いたご当地カレーがソウルフードとしてよく食べられている。
中学の選手権が開催されるなどスポーツではハンドボールが盛ん。
著名な出身者は日本を代表する漫画家の一人である藤子不二雄Ⓐやお笑いコンビランジャタイの国崎和也など。藤子不二雄Ⓐが富山湾の魚をモチーフにして作ったモニュメントが市内各地に設置されている。
市のマスコットキャラクターは藤子不二雄Ⓐがデザインしたひみぼうず。いつも釣り竿とブリを抱えている。頭をなでると幸運が訪れるという言い伝えがある。
令和6年能登半島地震においては震度5強を観測し、市内全域が断水となるなどの被害が出た。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 1
- 0pt