焼きおにぎりとは、料理の一種である。
概要
白おにぎりに海苔を巻かずに焼いて作られ、焼くことで表面に煎餅の様な香ばしさと独特の味が出る。また、表面が硬くなることによりベトつきがなくなる。焼く際、表面に醤油や味噌が塗られることもあり、味わいが出る。
一般に具は入らないが、熱で味が劣化しない具ならば何でも入れられる。が、やはり具を入れるよりちりめんじゃこやふりかけを混ぜ込んだご飯で作った方がおいしい。
なお、冷凍食品としても焼きおにぎりが存在するが、焼きたての方がおいしいことは言うまでもない。というよりもあれは(ry
調理
材料
- 白飯
- あらかじめ握っておくと作りやすい。冷や飯や冷凍ご飯はきちんとチンすること。
- 醤油ダレ
- 醤油に砂糖・みりん・酒・ゴマ油・昆布だし粉等を加えて適当に延ばす。甘味を入れすぎると焦げた時に苦みが出るので注意。
- 味噌ダレ
- 味噌そのままでもよいが、同じくみりんや酒等でかなり薄く延ばす。醤油を加えて延ばすのもよい。味噌は焦げやすいので注意して焼く必要がある。
- 焼肉のタレ
- モノにもよるが、元が調味済みなので手間がかからない。しかし醤油同様焦げに気を使おう。また、鰻のタレや焼き鳥のタレ、インスタント味噌汁の味噌や角煮のゆで汁でもおいしい。
作り方
- 白飯でおにぎりを作る。おにぎりが厚いと中まで熱が通らないので、やや薄めに握るほうがよい。
- 弱火で軽く焼くか、強火で一気に焼く。強火の場合、おにぎりから粘りが取れる頃にタレを塗る。
- 焼いている側の表面が硬く乾燥したら返し、そこにタレを塗る。反対側も乾燥したら返してタレを塗る。味噌焼きおにぎりを網で焼く場合、火が味噌にあたりすぎるので片面だけ味噌を塗り、塗った面を上にして焼く。
- そのまま適当な焼け具合、焦げ具合になるまで火を通す。焼きすぎると焦げ目が苦くなるので注意。
- 味噌を塗って焼いた場合、貧乏神に注意するのね~ん。
油を引いた金網やコンロのグリルで焼くとよいが、テフロン等の焦げ付きにくいフライパンでもできる。その場合、オーブントースターなどで両面をあらかじめ硬くしておき、極薄く胡麻油を引くと焼きやすくなる。その他に焼きおにぎり専用の器具や焼きおにぎりもできるホットサンドメイカーも存在する。オーブントースターでそのまま焼くこともできるが、時間がかかる上に何度か塗りなおさないと味が出ない。
他にもさまざまな調理法があり、塗らずに焼いたおにぎりに後からネギ味噌を塗るなど食べ方も様々である。タレを多く作っておいて表面をかなり硬めに焼き上げ、タレに沈めてすぐ引き上げて焼き直すのもよい。とにかく、あらかじめ表面を硬くしておくこと、焦げすぎないように注意することが重要。
また、ご飯を餅状になるまで叩きつぶし、これに塩や小麦粉等のつなぎを加え、甘めに仕上げ油やゴマを加えた味噌を塗って焼くと五平餅になる。もち米で作ると間違いないが、普通の白米で作る場合は串に刺してはいけない。
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関連項目
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