本来できるはずなのだ……!本当にすまないという気持ちで………胸がいっぱいなら……!
どこであれ土下座ができる……!たとえそれが……
肉 焦がし……骨 焼く………鉄板の上でもっ……………!
焼き土下座とは、日本に古来より伝わる、公の場で用いられる謝罪方法である。
概要
と言うのはウソだが、謝罪的な意味で「誠意を見せる」ための方法であるのは本当。
元ネタは漫画「賭博黙示録カイジ」において、帝愛グループ会長の兵藤和尊が発案した「焼けた鉄板の上で10秒以上、手と足と額を地に付けた土下座を行う」という謝罪方法であり、主に期日までに借金を返済しようとしない債務者に「誠意」を示させる為の懲罰として執り行われる。劇中では主人公カイジとの勝負に負けた帝愛の幹部・利根川幸雄が会長に恥をかいた自分と鉄骨渡りで散っていったカイジの仲間たちへの謝罪を命じられて実行した。
「謝罪の意があるならば、例え焼けた鉄板の上でも土下座できるはず」という会長の(若干暴力的な)思想に基づいている。
…思想的には極論かもしれないが、謝罪や反省が皆無でも口先だけなら何とでも言えるし、頭を下げるだけ土下座するだけなら誰でも簡単にできるのは事実。(原作では焼き土下座の実施前に本人が説明しており、何度も債務者に踏み倒されていた過去がある)ただ土下座するだけなら1円もかからず、それだけで簡単に罪や責任・借金から逃れられるのであれば悪人側から見てこんなコスパの良い事はない。その心理を上手く突いていると言える。
服は着せられたままではあるものの、掲示画像のようにたぎる炭火の上に置かれた鉄板に乗せられ、その上で土下座を行うため、手足や額の皮膚は焼けて重度の火傷を負い、また接触部にかかる痛みは相当なものである。土下座の姿勢をとると共にストップウォッチによる計測が開始し、10秒以上経過しなければ最初からやり直しとなるため何度も顔を焼くことになりかねない。いまだかつて10秒間土下座を自力で完遂した者はおらず、土下座強制機という、実施者を固定して強制的に鉄板に押し付けるための装置があり、これを用いて焼き土下座を行って来た。強制機に拘束してもなお土下座に至らない者は黒服達に押さえつけられ強引に土下座の姿勢を取らされることになる。大人しくしていれば焼かれるのは額だけで済むが、暴れようものなら顔中を焼かれてしまう。
しかし劇中、利根川は誰の手も借りずにやり遂げると宣言し、実際に押し付け装置を使わずに12秒もの間、焼き土下座をやり通した。
ニコニコでは
由来となった「カイジ」の利根川が実際に焼き土下座を行うシーンが含まれる動画はもちろんのこと、他のジャンルの動画でも同じ事をする動画には高確率でこのタグが付けられる。
実際に焼き土下座をしなくても、炎が燃え盛る地面の中に倒れ伏したりと似たような状況になると大抵焼き土下座の名前が出る。
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関連項目
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