百地たまて(ももち たまて)とは、漫画・アニメ作品『スロウスタート』に登場するキャラクターである。CV:伊藤彩沙。
概要
星尾女子高等学校に通う女の子で、主人公である一之瀬花名のクラスメイトで親友。茶色の髪を細長いツインテールに纏めた髪型と左側に留めた白いリボンが特徴。八重歯属性持ち。
本人推奨の愛称は「たまちゃん」。花名との幻のコンビアイドルユニット兼霊媒師コンビ「かなえたまえ」の「たまえ」の方。
名前の由来は「玉手箱」から。コレは浦島太郎から取ったのではなく、本来の由来である「宝石などの綺麗で貴重な品=玉、を仕舞い保管する化粧箱=手箱」から取られている。そのためソレを名前に付けるなら本来は「玉」の部分だけ付けるべきところを両親は「玉手」までを名前として付けており、たまて本人はある種のミス的な命名を気にしていたりする。また、これに対して千石冠は“「肉団子」から「肉団」と名付けるようなもの”と痛烈に批判した。
何時も元気一杯な明るい娘。にこやかでマイペースな性格で、何時いかなる時も騒がしくマシンガントークを発揮。たとえ初対面の人であろうと誰に対してもフレンドリーに和気あいあいと接する。喜怒哀楽が豊かで表情はコロコロ変わり、仕草も多彩かつ大きい。一方で他者を気遣う優しさと高い行動力を備えており、率先して皆を纏めてリードする事が多い。そのためストーリー中では場のムードメーカー役であり、真っ先に話し始めたりおふざけて見せてトークを盛り上げる。花名が思わず泣いてしまった際には話題を明るい方向へと切り替え導いた。
家でもマシンガントークは健在なようで、よく学校の話をするようだ。特に親友である花名・栄依子・冠の話をよく話すあたり、大事に思っている事が伺える。
料理が得意と言う家庭的な一面を持つ。
古代エジプトのミイラみたいな寝方で着物が一切着崩れないほど寝相が良く、本人はツタンカーメン以上という寝相の良さと自負する。
名家なのか、実家は縁側を装備した和風の広い敷地を誇る建物。家で過ごす際や寝巻など、よく着物を着て過ごしている。家庭では家族分の食事や月々の生活費の管理など家政を一手に取り仕切る大黒柱。近所の年配者からも親しまれ可愛がられていた。
オタク趣味の持ち主なようで、会話に度々オタク的な用語(ギャルゲーのフラグや萌え要素など)や、ゴールデンウィークにはビックサイトに赴きイベントを堪能していた。紐タイプ水着を見ると引っ張り外そうとせずにはいられない。オタク趣味故か他者のMP(メンタルポイント)をゲージ化して視認可能。ヤンデレな面があるのか元カレの存在を許さない。
十倉栄依子とは同じ中学校の出身。ちゃっかり栄依子の隠し撮り写真を購入し現在まで所持し続けていた(この写真は冠にプレゼントされた)。冠がスカートとタイツを履き忘れて登校した際には何時もと違う格好と生足というレアな格好に興奮し、冠の寂しがり屋モード時には花名以上のヘブン状態になった挙句追いかけまわして栄依子に制止されている。栄依子の妹である光希をドッペルゲンガーと間違えた際には、花名と2人分の巫女服を用意していた。
中学生の頃の職業実習ではうなぎ屋で接客業をしていた。昼食にうなぎ料理のまかない飯を出してくれると思ったら弁当持参だったのが嫌な思い出らしい。
「胸が成長して大きくなる」のは都市伝説に過ぎない説を、自身の経験から信じている。その説を信じる通り、本人の体型は見事な起伏が少ない平面。スタイル面では抜群のプロポーションを誇る栄依子はおろか、ちゃっかり胸が成長していた花名にも負け、胸の大きさだけなら最も小柄な冠にも負ける。たまてはてっきり2人もお仲間だと思い込んでいたため、水着お披露目回で2人のスタイル面の真実を知った際には衝撃を受けている。
プロフィール
関連項目
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