筑波山とは、日本百名山の1つ。茨城県つくば市北部に存在する。
概要
877mの標高は百名山で最も低い。低山ながらその名を知らしめている由は、古代から人々に親しまれていたことに由来する。万葉集で筑波山を詠った詩はとてもセクシー。リア充爆発しろと言いたくなる。百人一首に収録されている陽成院の和歌も有名。
登山コースの起点でもある筑波山神社とその大鳥居はシンボル的な存在にもなっている。
山頂は男体山(871m)と女体山(877m)の二座に分かれており、それぞれイザナギ、イザナミを祀った祠が設置されている。
筑波山神社付近の「宮脇駅」から男体山の「筑波山頂駅」まではケーブルカーで、「つつじヶ丘駅」から「女体山駅」までロープウェイで結ばれている。
なおケーブルカーやロープウェイを使わずに登山をする場合は、それなりにきちんとした格好で行くのが望ましい。岩場が意外にも多く、足場が悪い箇所が点在している。
アクセス
- 鉄道
- JR常磐線「土浦駅」から路線バスで「筑波山口」まで約50分。
つくばエクスプレス「つくば駅(つくばセンター)」からは複数の行き先のシャトルバスがあり、一例として「筑波山口」まで約35分、「筑波山神社入口」まで約40分。 - 高速バス
- 東京駅、茨城空港、成田空港、羽田空港から「つくば駅(つくばセンター)」まで向かう事で上記路線に乗り換え可能。
- 自家用車
- 常磐自動車道「土浦北インターチェンジ」から約40分。
北関東自動車道「桜川筑西インターチェンジ」から約40分。
首都圏中央連絡自動車道「つくば中央インターチェンジ」から約40分。
主に有料の各駐車場を使用する事になる。道によっては大型の車両では行き違いが難しいので注意。なお、筑波山全体の住所が「茨城県つくば市筑波1番地」と言う扱いになっている為、カーナビ等を設定する場合は目的地の施設を行き先に設定すると良い。
ちなみに、「筑波山口」のバスターミナルは廃止された筑波鉄道の「筑波駅」である。また、かつて筑波高速度電気鉄道なる上野と筑波山を結ぶ鉄道が計画されたが未成線となった。なお、つくばエクスプレスを筑波山まで延伸する案が一応はあるようだが、実現可能性は低いと思われる。
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